ホンダは3月31日、「レッド・ドット・デザイン賞」プロダクトデザイン部門において、Hondaの大型バイク「FORZA750」(フォルツァ750)とコンパクトカーの「JAZZ」「JAZZ CROSSTAR」(日本名:フィット、フィット クロスター)が受賞したと発表した。
「レッド・ドット・デザイン賞」は、1955年に設立された、世界的に権威あるデザインに関する賞の一つ。主催はドイツ・エッセンを拠点とするノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター。プロダクトデザイン部門は51カテゴリーに分けられ、主に工業製品を対象に、デザインの革新性、機能性、耐久性、人間工学など9つの基準から審査される。
本田技術研究所 デザインセンター 執行役員 センター長 南 俊叙氏は、昨年に引き続き受賞したことを、ホンダが創業から引き継ぐ“人々の暮らしをより豊かにする”というデザインに込めた想いが評価されたとし、これからも変わらずこの想いを踏襲しながら、さらに枠にとらわれない“驚きと感動”を提供できるデザインを目指すと述べている。
■各製品について
【FORZA750】(フォルツァ750)
FORZA750は2020年秋にヨーロッパで発売され、利便性が高いパッケージングと、力強いトルク特性で燃費性能に優れる直列2気筒745ccエンジンにホンダ独自の二輪車用「デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)」を組み合わせることで、コミューターの快適性・利便性とモーターサイクルの走りの楽しさを高い次元で融合させたモデル。
【JAZZ】(ジャズ、日本名:フィット)
【JAZZ CROSSTAR】(ジャズ クロスタ―、日本名:フィット クロスタ―)
人間のためのスペースは最大に、機械のためのスペースは最小限にして、クルマのスペース効率を高めようとする、ホンダのクルマづくりの基本的な考え方「マン・マキシマム/メカ・ミニマム思想」を具現化したコンパクトカー。ホンダの四輪を代表するグローバルモデルの一つ。
■Hondaデザインアワード 受賞歴
https://www.honda.co.jp/design/award-history/award/06/