ホンダは3月31日、「レッド・ドット・デザイン賞」プロダクトデザイン部門において、新型スポーツツアラー「NT1100」、中型スクーター「ADV350」(海外専用モデル)、コンパクトSUV「HR-V」(日本名:ヴェゼル)、ハンディタイプ発電機「EU32i」(日本名:EU26iJ)の4製品がレッド・ドット賞を受賞したと発表した。
ホンダとして、二輪車・四輪車・パワープロダクツ3領域での同時受賞は初めて。
■NT1100
NT1100は、「快適性」「多用途性」を高次元でバランスさせることで、日常の扱いやすさと長距離走行の快適さの両立を目指した新型スポーツツアラー。ライダーを中心に造形されたコンパクトなプロポーションに、ウインドプロテクション性能を徹底して追求。気軽に、快適に乗れるアップライトなライディングポジションとし、スリムなシート幅と合わせ足つき性にも配慮している。
■ADV350(海外専用モデル)
ADV350は、洗練されたシティースクーターにアドベンチャーモデルのスタイルを融合することで、市街地はもちろん、荒れた舗装路やフラットダートなどでの軽快な走行を楽しむことのできる「シティーアドベンチャー」という新たな価値を提案する中型スクーター。デザインは前後方向の凝縮感をより強調したボディーと長めに設定したサスペンションによるアップライトなシルエットでアクティブな印象を表現。またエッジを際立たせた面構成でスタイリッシュさを演出している。
■HR-V(日本名:ヴェゼル)
HR-Vは「AMP UP YOUR LIFE(アンプ アップ ユア ライフ)」をグランドコンセプトに、日常生活の質の向上を重視し、アクティブで、新しいものにオープンな人々に向けて、実用性だけでなくプラスアルファの体験価値を提供することを目指して開発されたモデル。ホンダ独自のM・M思想に基づく「センタータンクレイアウト」により、乗る人全てが快適に移動できる、コンパクトSUVのクラス平均を超える広い室内空間と居心地、多彩なシートアレンジを実現している。
■EU32i(日本名:EU26iJ)
EU32iは、3kVAクラスの高出力と軽量・コンパクトで携帯性に優れたパッケージングを両立した新型ハンディタイプ発電機。アウトドアやレジャー、災害時の備えなどさまざまな用途に対応するほか、専用アプリとの連携により離れた場所からの本体操作や稼働状況の確認が可能となり、利便性が向上している。