本田技研工業(ホンダ)は4月7日、今年冬に発売を予定している「ODYSSEY(オデッセイ)」改良モデル に関する情報を、公式ホームページで先行公開した。なおオデッセイは、発売に先駆けた先行予約の受付が、この秋、開始される予定。
使う人の生活をより楽しく豊かに広げることを目指す「クリエイティブ・ムーバーシリーズ」の第1弾として1994年10月に発売された初代オデッセイは、ミニバンブームの先駆けともなったモデル。多人数がゆったり乗れる空間に、低床・低重心パッケージによる高い走行性能、洗練されたデザインで、多くのユーザーから支持を集め、ホンダを代表するモデルへと成長した。
しかし、前モデルは2021年末を以て生産終了に。今回、この長きに亘って愛されたブランドのオデッセイを継続させたいというホンダの想いと、ファンからの多くの要望を受けて、前モデルをベースとした改良モデルが発売されることとなった。
ホンダ・オデッセイ先行情報サイトより。
改良モデルは、先代モデルから受け継いた、ホンダ独自の超低床プラットフォームによるゆとりある空間と、風格あるスタイリングに、「精錬」をコンセプトとした押し出し感と高級感のある新たなフロントグリルを採用。さらに存在感が増した、シンプルでありながらも重厚感を感じさせるデザインに。
また、新タイプとして、ブラックを基調としたフロントグリルやドアミラー、アルミホイール等で、洗練されたプレミアムなイメージのエクステリアに、本革シートを標準装備とし、2列目に両側アームレスト付4ウェイパワーシートとシートヒーター、折りたたみ式の2列目シートセンターテーブルを採用するなど、快適さを向上させたインテリア。加えて、エレクトリックギアセレクターやワイヤレス充電器を新たに装備し、利便性を高めた「e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION(イー・エイチイーブイ・アブソルート・イーエックス・ブラックエディション)」を設定した。
ホンダ・オデッセイ先行情報サイトより。
先進の安全運転支援システムである「Honda SENSING(ホンダ センシング)」に於いては、近距離衝突軽減ブレーキとオートハイビーム、急アクセル抑制機能(※1)を新たに追加。さらに車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダ・コネクト)」も搭載し、安心・快適なカーライフが楽しめるコネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム(ホンダ・トータルケア・プレミアム)」(※2)にも対応していると云う。
※1:工場出荷時は機能オフの設定。オンにするには別途販売会社の専用機器によるセッティング作業が必要。別途セットアップ費用(ディーラーオプション)が必要となる。
※2:最短1か月から利用期間を選択できるサブスクリプションサービスへの申し込みが必要。利用にはHonda CONNECT対応ナビ装着車であることが必須。
[問い合わせ先]
ホンダ お客様相談センター
フリーダイヤル:0120-112010(いいふれあいを)