ホンダは、NSX(エヌエスエックス)をモデルチェンジし、10月25日(木)から予約を開始、2019年5月に発売する。全国メーカー希望小売価格は、消費税8%込みで23,700,000円。
2016年8月に発表した2代目NSXは、「人間中心のスーパースポーツ」という、初代モデルが提案したコンセプトを継承、ホンダ独自の電動化技術である3モーターハイブリッドシステム、「SPORT HYBRID SH-AWD(Super Handling-All Wheel Drive)」を搭載したホンダのスーパースポーツモデル。発表から2年で、当初の計画を上回る約400台を受注している。
受注生産のNSXは、全国のNSX PERFORMANCE DEALERで、購入サポートおよび商談を受け付けている。納期の見通しは、約半年から1年となるとのことだ(※1)。
また現在、NSXのサイトでは、レーシングドライバーの佐藤琢磨選手によるNSXのインプレッション動画(フルバージョン)が、公開されている。
■(ホンダ)NSX:https://www.honda.co.jp/NSX/
※1:納期は受注状況により変更となる場合がある。
[主な変更点]
<走行性能>
新開発の専用タイヤを採用するとともに、サスペンション各部を見直し、フロントスタビライザーを26%、リアスタビライザーを19%、リアコントロールアームブッシュを21%、リアハブを6%と、それぞれ剛性を高め、クルマとしての基本性能を向上した。
走行シーンに応じて最適な車両特性を選択できる「インテグレーテッド・ダイナミクス・システム」の各モードの制御を最適化し、アクティブ・ダンパー・システム、VSA、EPSの各制御や「SPORT HYBRID SH-AWD」の駆動配分制御を熟成させた。
<デザイン>
ワイド&ローなスタイリングをより際立たせるため、フロントグリルを、従来のシルバーからボディーと同色に変更したほか、フロントとリアのメッシュパーツや、オプション設定の各種カーボンパーツ(※2)を、従来のマット仕上げからグロス仕上げに変更した。
また、ボディーカラーに、新たに「サーマルオレンジ・パール」を追加。初代NSXで採用していたイモラオレンジ・パールにインスピレーションをうけながら、現在の塗装技術の活用で、より鮮やかなオレンジとして刷新。
またカーボンセラミックブレーキローター(オプション設定)にも、ブレーキキャリパーの新色としてオレンジを追加した。
インテリアでは、新色としてインディゴ(※3)を追加したほか、レッドを、セミアニリンフルレザーパワーシート(オプション設定)でも選択可能とした。
<装備>
これまでカーボンファイバーインテリアスポーツパッケージ(オプション設定)の一部だったアルミ製スポーツペダル&フットレストを、標準装備化した。
※2:リアデッキリッドスポイラーと、カーボンファイバーエクステリアスポーツパッケージに含まれるフロントスポイラー、サイドシルガーニッシュ、リアディフューザー。
※3:オプション設定。セミアニリンレザー×アルカンターラ パワーシートで選択可。
[全国メーカー希望小売価格]
<タイプ、乗車定員、エンジン、トランスミッション、駆動方式、消費税8%込み>
– NSX、2名、3.5L V6 DOHC ツインターボ、9速DCT、4WD(SPORT HYBRID SH-AWD)、23,700,000円
※価格には、保険料、税金(消費税を除く)、登録などに伴う費用は含まれない。
※自動車リサイクル法の施行によりリサイクル料金が別途必要。リサイクル料金は、リサイクル預託金(シュレッダーダスト、エアバッグ類、フロン類のリサイクルなどに必要な費用、情報管理料金)および資金管理料金の合計金額
○ボディーカラー(全8色)
バレンシアレッド・パール※4、ヌーベルブルー・パール※4、サーマルオレンジ・パール(新色)※5、ソースシルバー・メタリック※5、カジノホワイト・パール※5、130Rホワイト、クルバレッド、ベルリナブラック。
○インテリアカラー(全5色)
エボニー、オーキッド、レッド、サドル、インディゴ(新色)。
※4:670,000円高(税込)
※5:85,000円高(税込)
[問い合わせ先]
ホンダお客様相談センター 0120-112010(いいふれあいを)