ホンダは、新型コンパクトカー「FIT(フィット)」を2月14日(金)に発売する。販売計画台数(月間)は、1万台。全国メーカー希望小売価格(参考価格/税込)は、155万7,600円(BASIC)から。
2001年に誕生したフィットは、ホンダの「M・M思想(※3)」を具現化した広い室内空間や、多彩なシートアレンジ、優れた環境性能などで、ホンダを代表するモデルの一台となった。
その後フィットは、2007年発売の2代目、2013年発売の3代目と、設計思想を継承しながら進化を遂げ、世界各国で販売されるグローバルモデルとして成長を続けている。
今回4代目となる新型では、歴代フィットの性能や機能性を継承しつつ、より満足度の高いクルマとして生まれ変わらせることを目指して開発。
ユーザーが求める本当のニーズを追求した結果、「リラックス」や「癒し」といった潜在ニーズにたどり着いたことから、「心地よさ」を新たな提供価値として掲げ、ホンダならではの独創的な技術を織り込むことで具現化したと云う。
[新型フィット4つの心地よさ]
1.断面構造を変えることで、フロントピラーは従来の半分以下の厚さにするとともに、十分な衝突安全性能も確保。水平・直線基調のインストルメントパネルやシンプルで見やすいバイザーレスメーターの採用などと合わせて、安心感のある“心地よい視界”を実現した。
2.座った瞬間に心地よさが感じられるシートを目指し、フロントシートには骨盤から腰椎までを樹脂製マットで支えるボディースタビライジングシートをホンダとして初めて採用。また、コンパクトカーでありながら大人がゆったりと座れる厚みのあるやわらかなパッドをリアシートに採用。前後席ともに長距離ドライブでも疲れにくい快適な“座り心地”を実現した。
3.パワートレーンには、2モーターならではの力強い加速と滑らかな走りを実現する独創のハイブリッドシステム「e:HEV」をコンパクトカーとして初めて搭載し、優れた燃費性能(※4)だけでなく、走る楽しさを両立。また、軽量化・高剛性化・高強度化を徹底したボディーや、衝撃を素早く吸収して路面をしっかりととらえるサスペンションなどと合わせて、快適な“乗り心地“を提供する。
4.歴代フィット同様の広い室内空間や多彩なシートアレンジは継承しつつ、気軽にかばんなどを置けるテーブルコンソールをフロントシートの間に設置するとともに、収納レイアウトについても視線・動線を考え抜いた配置とした。ハイブリッド車においてもIPU(インテリジェントパワーユニット)の小型化により荷室容量を確保し、快適な移動をサポートする“使い心地”を提供する。
[5つのタイプ設定]
新型フィットでは、従来のように装備などの違いでタイプを設定するのではなく、ユーザーのライフスタイルやライフステージに合わせた、以下5つのタイプを設定。
シンプルで自分らしさが光る”BASIC”(ベーシック)、生活になじむデザインと快適性を備えた“HOME”(ホーム)、毎日をアクティブに過ごしたい人のための“NESS”(ネス)、週末に出かけたくなるエンジョイライフに応える“CROSSTAR”(クロスター)、洗練と上質を兼ね備えたスタイリッシュな“LUXE”(リュクス)から選択できる。
[先進安全運転支援システムを全タイプに標準装備] (※5)
新型フィットのHonda SENSINGには、車両前後に装着された計8つのソナーセンサーと合わせて、前方を広角に検知するフロントワイドビューカメラを初搭載。8つの機能に加えて、後方誤発進抑制機能やオートハイビーム、ホンダ初となる近距離衝突軽減ブレーキを装備している。
<Honda SENSING 機能一覧> (※サポカーS<ワイド>に該当)
1)衝突軽減ブレーキ<CMBS>
2)誤発進抑制機能
3)後方誤発進抑制機能
4)近距離衝突軽減ブレーキ
5)歩行者事故低減ステアリング
6)路外逸脱抑制機能
7)渋滞追従機能付アダプティブ・クルーズ・コントロール<ACC>
8)車線維持支援システム<LKAS>
9)先行車発進お知らせ機能
10)標識認識機能
11)オートハイビーム
[Honda CONNECT搭載]
ホンダ車専用車載通信モジュールHonda CONNECTを日本初搭載するとともに、カーライフをより安心、快適にするコネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム(ホンダ トータルケア プレミアム)」を開始する。
<Honda Total Care プレミアム サービス一覧>
●基本パック
初回申込から12カ月間無料(※6)。以降は、550円/月(消費税10%込)。基本パックには以下のサービスが含まれている。
1)緊急サポートセンター
・エアバッグ展開時自動通報
・緊急通報ボタン
・トラブルサポートボタン
2)Honda リモート操作
・エアコン操作
・し忘れ通知・ドアロック操作
・クルマを探す
●追加オプションサービス
Honda ALSOK 駆けつけサービス:基本パック初回申込から12カ月間無料(※6)。以降330円/月(消費税10%込)。
※1:ホンダの電動化コア技術、2モーターハイブリッドシステムのコミュニケーション名称。
※2:Honda SENSINGの詳細はホームページを参照<https://www.honda.co.jp/hondasensing/>。
※3:マン・マキシマム/メカ・ミニマム思想。人間のためのスペースは最大に、機械のためのスペースは最小限にして、クルマのスペース効率を高めようとする、ホンダのクルマづくりの基本的な考え方。
※4:WLTCモード 28.8km/L、JC08モード 38.6km/L(e:HEV HOME(FF)の国土交通省審査値)。燃料消費率は定められた試験条件での値。WLTCモードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード。
※5:e:HEV BASIC、BASICでは、Honda SENSINGを装備しない仕様も選択可。
※6:基本パック初回申込月の翌月1日から起算し、12カ月後の月末まで無料。無料期間終了後解約しない場合は、自動購入となる。
*2020年2月14日訂正。
[全国メーカー希望小売価格]
※価格には、保険料、税金(消費税を除く)、登録などに伴う費用は含まれない。
※販売価格は販売会社が独自に定めるためメーカー希望小売価格(消費税10%込み)は、参考価格となる。詳しくは販売会社に問い合わせのこと。
※自動車リサイクル法の施行によりリサイクル料金が別途必要。リサイクル料金は、リサイクル預託金(シュレッダーダスト、エアバッグ類、フロン類のリサイクル等に必要な費用、情報管理料金)および資金管理料金の合計金額。
■ボディーカラー
■インテリア
※7:ドアアームレスト、ニーパッド、インストルメントパネルに採用(BASICを除く)。
※8:フロントシートの座面、背もたれの一部、サイド部、背面およびリアシートには合成皮革やファブリックを使用。
[助手席回転シート車]
e:HEV BASIC、BASICをベースに、助手席回転シート車を設定した。座面クッションの先端形状を滑らかにして乗降性を高めた回転シートは、シートの取付位置や回転軸位置の最適化により、ゆとりのある足元を実現。簡単なレバー操作によるスムーズなシート回転と、大きく開くドアにより、乗り降り時の負担を軽減。
[全国メーカー希望小売価格]
※価格には、保険料、税金(消費税を除く)、登録などに伴う費用は含まれない。
※販売価格は販売会社が独自に定めるためメーカー希望小売価格(消費税10%込み)は、参考価格となる。詳しくは販売会社に問い合わせのこと。
※自動車リサイクル法の施行によりリサイクル料金が別途必要。リサイクル料金は、リサイクル預託金(シュレッダーダスト、エアバッグ類、フロン類のリサイクル等に必要な費用、情報管理料金)および資金管理料金の合計金額。
[Honda・テックマチックシステム]
手や足が不自由な人向けの「Honda・テックマチックシステム」を4月16日(木)にホンダアクセスから発売する。
[問い合わせ先]
・お客様相談センター:0120-112010(いいふれあいを)
※Honda・テックマチックに関する問い合わせ:ホンダアクセスお客様相談室:0120-663521
■(ホンダ)新型「FIT(フィット)」:https://www.honda.co.jp/Fit/
■(ホンダ)Honda・テックマチックシステム:https://www.honda.co.jp/welfare/purpose/for-drive/