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2020年2月13日【新型車】

ホンダ、新型「FIT」を2/14に発売

NEXT MOBILITY編集部

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ホンダは、新型コンパクトカー「FIT(フィット)」を2月14日(金)に発売する。販売計画台数(月間)は、1万台。全国メーカー希望小売価格(参考価格/税込)は、155万7,600円(BASIC)から。

honda・ホンダ・ロゴ

2001年に誕生したフィットは、ホンダの「M・M思想(※3)」を具現化した広い室内空間や、多彩なシートアレンジ、優れた環境性能などで、ホンダを代表するモデルの一台となった。

 

その後フィットは、2007年発売の2代目、2013年発売の3代目と、設計思想を継承しながら進化を遂げ、世界各国で販売されるグローバルモデルとして成長を続けている。

 

今回4代目となる新型では、歴代フィットの性能や機能性を継承しつつ、より満足度の高いクルマとして生まれ変わらせることを目指して開発。

 

ユーザーが求める本当のニーズを追求した結果、「リラックス」や「癒し」といった潜在ニーズにたどり着いたことから、「心地よさ」を新たな提供価値として掲げ、ホンダならではの独創的な技術を織り込むことで具現化したと云う。

 

e:HEV HOME(FF) オプション装着車 (エアーライトブルー・メタリック&ブラック)

e:HEV HOME(FF) オプション装着車 (エアーライトブルー・メタリック&ブラック)

 

 

[新型フィット4つの心地よさ]

 

1.断面構造を変えることで、フロントピラーは従来の半分以下の厚さにするとともに、十分な衝突安全性能も確保。水平・直線基調のインストルメントパネルやシンプルで見やすいバイザーレスメーターの採用などと合わせて、安心感のある“心地よい視界”を実現した。

 

2.座った瞬間に心地よさが感じられるシートを目指し、フロントシートには骨盤から腰椎までを樹脂製マットで支えるボディースタビライジングシートをホンダとして初めて採用。また、コンパクトカーでありながら大人がゆったりと座れる厚みのあるやわらかなパッドをリアシートに採用。前後席ともに長距離ドライブでも疲れにくい快適な“座り心地”を実現した。

 

3.パワートレーンには、2モーターならではの力強い加速と滑らかな走りを実現する独創のハイブリッドシステム「e:HEV」をコンパクトカーとして初めて搭載し、優れた燃費性能(※4)だけでなく、走る楽しさを両立。また、軽量化・高剛性化・高強度化を徹底したボディーや、衝撃を素早く吸収して路面をしっかりととらえるサスペンションなどと合わせて、快適な“乗り心地“を提供する。

 

4.歴代フィット同様の広い室内空間や多彩なシートアレンジは継承しつつ、気軽にかばんなどを置けるテーブルコンソールをフロントシートの間に設置するとともに、収納レイアウトについても視線・動線を考え抜いた配置とした。ハイブリッド車においてもIPU(インテリジェントパワーユニット)の小型化により荷室容量を確保し、快適な移動をサポートする“使い心地”を提供する。

 

 

e:HEV BASIC(FF) インパネ オプション装着車 (ソフトグレー)

e:HEV BASIC(FF) インパネ オプション装着車 (ソフトグレー)

 

 

[5つのタイプ設定]

 

新型フィットでは、従来のように装備などの違いでタイプを設定するのではなく、ユーザーのライフスタイルやライフステージに合わせた、以下5つのタイプを設定。

 

シンプルで自分らしさが光る”BASIC”(ベーシック)、生活になじむデザインと快適性を備えた“HOME”(ホーム)、毎日をアクティブに過ごしたい人のための“NESS”(ネス)、週末に出かけたくなるエンジョイライフに応える“CROSSTAR”(クロスター)、洗練と上質を兼ね備えたスタイリッシュな“LUXE”(リュクス)から選択できる。

 

 

左:e:HEV CROSSTAR(FF)。右:e:HEV LUXE(FF)

左:e:HEV CROSSTAR(FF)。右:e:HEV LUXE(FF)

左:e:HEV NESS(FF)。右:BASIC(FF)

左:e:HEV NESS(FF)。右:BASIC(FF)

 

 

[先進安全運転支援システムを全タイプに標準装備] (※5)

 

新型フィットのHonda SENSINGには、車両前後に装着された計8つのソナーセンサーと合わせて、前方を広角に検知するフロントワイドビューカメラを初搭載。8つの機能に加えて、後方誤発進抑制機能やオートハイビーム、ホンダ初となる近距離衝突軽減ブレーキを装備している。

 

<Honda SENSING 機能一覧> (※サポカーS<ワイド>に該当)

 

1)衝突軽減ブレーキ<CMBS>
2)誤発進抑制機能
3)後方誤発進抑制機能
4)近距離衝突軽減ブレーキ
5)歩行者事故低減ステアリング
6)路外逸脱抑制機能
7)渋滞追従機能付アダプティブ・クルーズ・コントロール<ACC>
8)車線維持支援システム<LKAS>
9)先行車発進お知らせ機能
10)標識認識機能
11)オートハイビーム

 

 

[Honda CONNECT搭載]

 

ホンダ車専用車載通信モジュールHonda CONNECTを日本初搭載するとともに、カーライフをより安心、快適にするコネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム(ホンダ トータルケア プレミアム)」を開始する。

 

<Honda Total Care プレミアム サービス一覧>

 

●基本パック

 

初回申込から12カ月間無料(※6)。以降は、550円/月(消費税10%込)。基本パックには以下のサービスが含まれている。

 

1)緊急サポートセンター

 

・エアバッグ展開時自動通報
・緊急通報ボタン
・トラブルサポートボタン

 

2)Honda リモート操作

 

・エアコン操作
・し忘れ通知・ドアロック操作
・クルマを探す

 

●追加オプションサービス

 

Honda ALSOK 駆けつけサービス:基本パック初回申込から12カ月間無料(※6)。以降330円/月(消費税10%込)。

 

 

※1:ホンダの電動化コア技術、2モーターハイブリッドシステムのコミュニケーション名称。
※2:Honda SENSINGの詳細はホームページを参照<https://www.honda.co.jp/hondasensing/>。
※3:マン・マキシマム/メカ・ミニマム思想。人間のためのスペースは最大に、機械のためのスペースは最小限にして、クルマのスペース効率を高めようとする、ホンダのクルマづくりの基本的な考え方。
※4:WLTCモード 28.8km/L、JC08モード 38.6km/L(e:HEV HOME(FF)の国土交通省審査値)。燃料消費率は定められた試験条件での値。WLTCモードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード。

※5:e:HEV BASIC、BASICでは、Honda SENSINGを装備しない仕様も選択可。
※6:基本パック初回申込月の翌月1日から起算し、12カ月後の月末まで無料。無料期間終了後解約しない場合は、自動購入となる。

*2020年2月14日訂正。

 

 

[全国メーカー希望小売価格]

 

 

 

※価格には、保険料、税金(消費税を除く)、登録などに伴う費用は含まれない。
※販売価格は販売会社が独自に定めるためメーカー希望小売価格(消費税10%込み)は、参考価格となる。詳しくは販売会社に問い合わせのこと。
※自動車リサイクル法の施行によりリサイクル料金が別途必要。リサイクル料金は、リサイクル預託金(シュレッダーダスト、エアバッグ類、フロン類のリサイクル等に必要な費用、情報管理料金)および資金管理料金の合計金額。

 

 

■ボディーカラー

 

 

■インテリア

 

 

※7:ドアアームレスト、ニーパッド、インストルメントパネルに採用(BASICを除く)。
※8:フロントシートの座面、背もたれの一部、サイド部、背面およびリアシートには合成皮革やファブリックを使用。

 

 

[助手席回転シート車]

 

 

 

e:HEV BASIC、BASICをベースに、助手席回転シート車を設定した。座面クッションの先端形状を滑らかにして乗降性を高めた回転シートは、シートの取付位置や回転軸位置の最適化により、ゆとりのある足元を実現。簡単なレバー操作によるスムーズなシート回転と、大きく開くドアにより、乗り降り時の負担を軽減。

 

 

[全国メーカー希望小売価格]

 

 

 

※価格には、保険料、税金(消費税を除く)、登録などに伴う費用は含まれない。
※販売価格は販売会社が独自に定めるためメーカー希望小売価格(消費税10%込み)は、参考価格となる。詳しくは販売会社に問い合わせのこと。
※自動車リサイクル法の施行によりリサイクル料金が別途必要。リサイクル料金は、リサイクル預託金(シュレッダーダスト、エアバッグ類、フロン類のリサイクル等に必要な費用、情報管理料金)および資金管理料金の合計金額。

 

 

[Honda・テックマチックシステム]

 

手や足が不自由な人向けの「Honda・テックマチックシステム」を4月16日(木)にホンダアクセスから発売する。

 

 

[問い合わせ先]

 

・お客様相談センター:0120-112010(いいふれあいを)

 

※Honda・テックマチックに関する問い合わせ:ホンダアクセスお客様相談室:0120-663521

 

 

■(ホンダ)新型「FIT(フィット)」:https://www.honda.co.jp/Fit/

■(ホンダ)Honda・テックマチックシステム:https://www.honda.co.jp/welfare/purpose/for-drive/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。