本田技研工業(ホンダ)は11月24日、モビリティサービス事業を運営する子会社「ホンダモビリティソリューションズ」が東京都23区で開始する、フードデリバリーなどの個人配達員向けのバイク・サブスクリプションサービス(以下、バイク・サブスク)の申込受付を、同日より開始すると発表した。サービスは、1カ月単位で月額14,500円から利用できると云う。
昨今、フードデリバリー需要が拡大し、個人事業主として自転車で配達を請け負う個人配達員が増加する中で、体力面のきつさや配達効率を改善する手段として、バイク配送への関心が高まっていると云う。
ホンダは今回、そうした個人の配達員によるバイク需要の拡大を見込んで、1カ月単位で利用できる月額定額制のバイク・サブスクを、東京都23区で開始。サービスでは、125cc以下のバイク(原付・小型)をライナップする他、プランに含まれる無料走行距離(超過100km毎に1,500円の料金が発生)に応じて、「エントリー(0km/月)」、「スタンダード(700km/月)」、そして「プロ(2,000km/月)」の3つの料金プランを用意した。なお、月額料金には、保険、メンテナンス、コールセンターによるサポート、事故時のロードサービスに関する費用が含まれる。
また、サービスの開始に伴い、安全にバイクでデリバリーを行うためのバイクの安全運転講習も開催する。
[サービスの主な特長]
・ネット予約(スマートフォンやパソコン)&最短1か月からの利用が可能。
・個人配送で扱いやすい125cc以下の整備済バイクを自宅まで配送。
・月額の利用料金には、保険、メンテナンス、コールセンターによるサポート、事故時のロードサービスに関する費用が含まれている他、安心サポートパックへの加入で、盗難や事故時の自己負担もカバー。
・働き方に応じた3つのプランを用意。
・予約後、直ぐに「車両ナンバー」「自賠責保険」の画像データのダウンロードができるため、バイク到着前にデリバリーサービスへの配送車両登録手続きが可能。
・支払いにクレジットカードを使用するため、従来のローンやリース契約で必要だった契約書記入やローン・リースの審査が不要。
[サービス概要]
– 車両配送対象エリア:東京都23区
– 対象車種:タクト、Dunk、PCX、リード125、Dio110の5車種より展開開始。
– 月額利用料金(税込)
・原付(タクト、Dunk)
(1)エントリー(プランに含まれる無料走行距離(*):0km/月):14,500円
(2)スタンダード(700km/月):17,500円
(3)プロ(2,000km/月):32,500円
・小型二輪(PCX、リード125、Dio110)
(1)エントリー(0km/月):21,500円
(2)スタンダード(700km/月):24,500円
(3)プロ(2,000km/月):39,500円
*無料走行距離を超過後、超過距離料金として100km毎に1,500円の料金が発生する。
※月額利用料金には、車両代、軽自動車税、自賠責保険料、任意保険料、登録諸費用、メンテナンス費用、ロードサービス費用、配送代が含まれる。
– 支払い方法:クレジットカードのみ。
– 利用方法:
以下の専用ホームページより、会員登録(クレジットカード、免許証が必要)・予約手続きを実施、配送日時を調整し、自宅にて車両受け取り・返却。
■(ホンダ)東京23区限定・Hondaのお仕事用サブスク:https://www.honda.co.jp/motor-subscription/