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2022年11月24日【サブスク】

ホンダ、個人配達員向けバイク・サブスクを東京23区で開始

NEXT MOBILITY編集部

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本田技研工業(ホンダ)は11月24日、モビリティサービス事業を運営する子会社「ホンダモビリティソリューションズ」が東京都23区で開始する、フードデリバリーなどの個人配達員向けのバイク・サブスクリプションサービス(以下、バイク・サブスク)の申込受付を、同日より開始すると発表した。サービスは、1カ月単位で月額14,500円から利用できると云う。

ホンダ・ロゴ

昨今、フードデリバリー需要が拡大し、個人事業主として自転車で配達を請け負う個人配達員が増加する中で、体力面のきつさや配達効率を改善する手段として、バイク配送への関心が高まっていると云う。

 

ホンダは今回、そうした個人の配達員によるバイク需要の拡大を見込んで、1カ月単位で利用できる月額定額制のバイク・サブスクを、東京都23区で開始。サービスでは、125cc以下のバイク(原付・小型)をライナップする他、プランに含まれる無料走行距離(超過100km毎に1,500円の料金が発生)に応じて、「エントリー(0km/月)」、「スタンダード(700km/月)」、そして「プロ(2,000km/月)」の3つの料金プランを用意した。なお、月額料金には、保険、メンテナンス、コールセンターによるサポート、事故時のロードサービスに関する費用が含まれる。

 

また、サービスの開始に伴い、安全にバイクでデリバリーを行うためのバイクの安全運転講習も開催する。

 

 

[サービスの主な特長]

 

・ネット予約(スマートフォンやパソコン)&最短1か月からの利用が可能。

・個人配送で扱いやすい125cc以下の整備済バイクを自宅まで配送。

・月額の利用料金には、保険、メンテナンス、コールセンターによるサポート、事故時のロードサービスに関する費用が含まれている他、安心サポートパックへの加入で、盗難や事故時の自己負担もカバー。

・働き方に応じた3つのプランを用意。

・予約後、直ぐに「車両ナンバー」「自賠責保険」の画像データのダウンロードができるため、バイク到着前にデリバリーサービスへの配送車両登録手続きが可能。

・支払いにクレジットカードを使用するため、従来のローンやリース契約で必要だった契約書記入やローン・リースの審査が不要。

 

 

[サービス概要]

 

車両配送対象エリア:東京都23区
対象車種:タクト、Dunk、PCX、リード125、Dio110の5車種より展開開始。
月額利用料金(税込)

・原付(タクト、Dunk)

(1)エントリー(プランに含まれる無料走行距離(*):0km/月):14,500円
(2)スタンダード(700km/月):17,500円
(3)プロ(2,000km/月):32,500円

・小型二輪(PCX、リード125、Dio110)

(1)エントリー(0km/月):21,500円
(2)スタンダード(700km/月):24,500円
(3)プロ(2,000km/月):39,500円

*無料走行距離を超過後、超過距離料金として100km毎に1,500円の料金が発生する。
※月額利用料金には、車両代、軽自動車税、自賠責保険料、任意保険料、登録諸費用、メンテナンス費用、ロードサービス費用、配送代が含まれる。

支払い方法:クレジットカードのみ。

利用方法

以下の専用ホームページより、会員登録(クレジットカード、免許証が必要)・予約手続きを実施、配送日時を調整し、自宅にて車両受け取り・返却。

 

 

■(ホンダ)東京23区限定・Hondaのお仕事用サブスク:https://www.honda.co.jp/motor-subscription/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。