ホンダは、国内四輪車販売店「ホンダ・カーズ(Honda Cars)」の店舗デザインを刷新し、新しい店舗デザインコンセプト「ホンダ・ディーラー・コンセプト2.0(Honda Dealer Concept 2.0/以下、HDC2.0)」を、来年6月から順次導入する。
ホンダは2006年、3つの販売チャネル(プリモ・クリオ・ベルノ)をホンダ・カーズへ統合し、全車種の取り扱いを開始。同時に、店舗も白を基調としたデザインに刷新している。
今回のHDC2.0では、自動車ユーザーとのコミュニケーションの場として、店舗の質を向上させ、その絆をさらに強くすることを目的に、「客が居心地が良いと感じる場所」、「ホンダブランドの魅力を体感できる場所」、「従業員全員が輝き誇りを持って働ける場所」の3点をキーコンセプトとした。
外観デザインは、ホンダ・カーズのイメージカラーである「白」を濃いグレーで囲むことで、店舗正面のホンダロゴ等がより際立つものとし、ショールーム周辺にウッド調部材を採用、親しみを感じ、入りやすい店舗を目指した。
また、来店客が居心地が良いと感じられるよう、店舗内装を明るいウッド調とし、ホンダブランドの体感できる空間を各所に設置。また、働く従業員にも焦点を当て、洗練されたサービスピットデザインなどを取り入れた。
なお、HDC2.0は来年6月から新車販売店舗に順次展開。中古車販売店舗のユー・セレクト(U-Select)店舗にも順次展開していく。