日野自動車は7月1日、販売会社である北海道日野自動車が札幌北支店の建て替え工事を完了し、同日より全面稼働を開始したと発表した。
札幌北支店は、今回のリニューアルで、敷地を拡張し、工場を新築。作業の効率化や安全面・衛生面の環境改善、整備生産性を向上させ、トータルサポート体制を強化した。
設備面では、2柱リフトやフロアリフト、連結した大型トレーラーのリフトアップやタンデムレーンとしても使用できる4柱リフトを導入し、小型トラックへの対応も強化。また安全対策として、フロアリフトなどの開口部への転落を防ぐ落下防止カバーや、リフト上昇時に工場の床面とリフトの間に足や物が挟まれないよう、赤外線によるリフトの自動停止装置を設置した他、バイオ式工場排水処理装置を導入するなど環境へも配慮した。
日野は、「Challenge2025」(2018年10月公表)で掲げる「最高にカスタマイズされたトータルサポート」の実現に向け、販売会社の拠点におけるリニューアルやリロケーション等を通じ、ユーザーの利便性向上に努めていくとしている。
[北海道日野・札幌北支店の概要]
– 会社名・拠点名:北海道日野自動車株式会社 札幌北支店
– 所在地:北海道石狩市新港西1-778-13
– 代表者:代表取締役社長 藤田 義治(フジタ ヨシハル)
– 営業時間:9:00~17:30 (定休日)日曜、祝祭日、当社所定の休日
– 総レーン数:13(車検5、一般5、塗装1、洗車1、検査1)