日立オートモティブシステムズは、5月17日、5月23日(水)から25日(金)までパシフィコ横浜にて開催される、「自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展2018 横浜」に同社グループ企業のクラリオンと共同で出展することを発表(ブース番号:50)。
次世代車両の実現に必要とされる自動運転や電動化などの技術を中心に、同グループの幅広いモビリティテクノロジー、製品・システムを紹介することを明かした。
同社が予定する今回の展示会ブースでは、ZEV規制などの対応でニーズが高まる「電動化システム」や、カメラやレーダーなどの周辺認識センサーを組み合わせて周囲の状況を検知する360度センシング技術と、それらの検知情報を基に車両制御を行う安全制御技術で実現する「自動運転システム」をショーケースカーに搭載し、実機と映像によるバーチャルな演出で紹介する予定。
また、自動運転のユースケースのひとつとして、「駐車場の安全性・利便性」の向上をめざし、現在開発中のオートバレーパーキングも紹介する。
同ブース内のクラリオンコーナーでは、一度の検索で出発から目的地到着・帰宅まで、駐車後の徒歩移動も誘導する「Door to Doorナビゲーション」を展示。
これは、スマートフォンで検索した目的地情報をカーナビゲーションとシームレスに共有し、カーナビゲーションでのルート案内や駐車後の徒歩ルートを、スマートフォンにも表示させることが可能なシステムで、多彩な情報と連携しドライバーの一日をまるごとサポートすることが可能だ。
同社は、今回の展示で、事故撲滅、運転者の負荷軽減や交通渋滞の解消などスマートなモビリティ社会の実現に向け、同社が開発を進めている安全・快適で高効率な自動運転システム・車両運動のすべてを統合制御するシステム等を訴求したい考えだ。