日野自動車は2月21日、大型観光バス「日野セレガ」を一部改良し、3月1日より発売すると発表した。価格(消費税10%込)は4545万6400円。
今回の改良では、レーンキーピングアシスト(LKA/※1)、オートヘッドランプの新規設定のほか、プリクラッシュセーフティシステム(PCS/※2)の作動条件拡大や、ドライバー異常時対応システム(EDSS/※3)の車線内停止機能の追加といった各種装置の性能を向上。また、法規対応(※4)としてバックカメラ・モニターの装置変更を実施した。
なお、これらの機能は全て標準装備となる。また、E13Cエンジン搭載車両の出荷は、エンジン認証不正問題による型式取消に伴い、引き続き停止されている。
※1:走行車線の左右白線をカメラで検知し、車線を逸脱しそうになると、ステアリング操作を電動アシスト制御する。
※2:昼夜の歩行者や自転車運転者を検知し、車両の衝突・追突事故の抑制に貢献します。PCSはトヨタの商標。
※3:ドライバーモニターⅡや車線逸脱警報によりドライバーの運転姿勢や車両の挙動をモニターし、体調急変などによるドライバーの異常な状態を自動検知して徐々に減速し車両を停止させる。
※4:後退時車両直後確認装置の設置義務化。
[東京地区希望小売価格]
<車名・型式・仕様、エンジン・トランスミッション、乗車定員、価格(税抜き)>
– 日野セレガ RU1ASDY-FNDDAC 大型観光ハイデッカ、A09C 265KW(360PS)7速AMT、62人、45,456,400円(41,324,000円)