日野自動車は11月27日、大型トラック「日野プロフィア ハイブリッド」を一部改良し、12月5日に発売すると発表した。東京地区の希望小売価格(代表車型/消費税10%込)は、2482万4800円。
今回の改良では、非常時など電力が必要な場合に大容量バッテリーに蓄えられた電気を使用することができる「外部給電機能」(別売りの外部給電器で電力変換が必要)を新規設定した。
また、「プリクラッシュセーフティーシステム(PCS/PCSはトヨタの商標)」や「サイトアラウンドモニターシステム(SAMS)」(前方死角で衝突のおそれがある場合ドライバーに注意を促す)の性能向上のほか、「ドライバー異常時対応システム(EDSS)」(運転姿勢や車両挙動を自動検知、異常があれば車両停止させる)、「レーンキーピングアシスト(LKA)」(車線左右をカメラ検知、車線逸脱を電動アシストする)といった装備を標準装備とし、安全性能を引き上げた。
なお、騒音規制への対応ほか、新しく導入された燃費試験方法であるJH25モードでの燃費値のカタログ表記などにも対応していると云う。
[東京地区希望小売価格(代表車型)]
<車名・型式・仕様、標準仕様、エンジン トランスミッション、車両総重量、消費税込価格(税抜価格)>
– 日野プロフィア・ハイブリッド 2NG-FW1AHH、ハイルーフ 後輪エアサスペンション(キャブ付きシャシ)、A09C-K1〈AT-XI〉279kW(380PS) Pro Shift12、25トン、24,824,800円(22,568,000円)