日野自動車(本社:東京都日野市、社長:下義生、以下、日野)は6月12日、子会社のNEXT Logistics Japan(本社:東京都新宿区、社長:梅村幸生、以下NLJ)並びにパートナー企業5社が新たな幹線輸送スキームの事業化策で第21回物流環境大賞「物流環境負荷軽減技術開発賞」を受賞したと発表した。(坂上 賢治)
この物流環境大賞とは、一般社団法人 日本物流団体連合会が物流部門での〝環境保全の推進〟や〝環境意識の高揚〟などを図るなど、物流の健全な発展に貢献された団体・企業または個人を表彰するもの。
今受賞ではドライバー不足や積載率の低下、排出ガスによる大気汚染や地球温暖化など、物流が抱える社会課題の解決に向けた取り組みを推進。新たな幹線輸送スキームを事業化したことへの功績が認められた。
同スキームでは、上記の図のように東京‐大阪間の幹線輸送で、25m級ダブル連結トラックに大きさ・重量・輸送頻度の異なる荷物を計画的に混載して運ぶ。
結果、パートナー各社の知見を活かして省人化・積載率の向上・CO₂排出量削減に取り組み、中継輸送によってドライバーの働き方改革に貢献する。今受賞では、今後の隊列走行の導入や積載率向上のための資材開発にも高い期待が寄せられた。
<連名受賞企業>※五十音順
アサヒグループホールディングス株式会社
江崎グリコ株式会社
千代田運輸株式会社
トランコム株式会社
NEXT Logistics Japan株式会社
日野自動車株式会社
株式会社ユーネットランス