ガッツ・ジャパンとGlobal Mobility Service(以下「GMS」)は、これまでオートリース審査に通過しにくい設立間近の法人及び個人事業主等への与信審査通過枠の拡大のため、IoTデバイスMCCSを活用したオートリースサービスを日本国内において提供することを目的に業務提携を締結したことを12月18日発表した。
1、 業務提携の概要
GMSは、独自開発の自動車の遠隔起動制御を可能にするIoTデバイス「MCCS※1」とモビリティサービスプラットフォーム「MSPF※2」を活用し、従来は与信審査に通過しづらかった人々へオートローンの提供を可能にしたFinTechサービスモデルを構築し、フィリピンを始めとした新興国市場及び国内市場に提供してきた。
ガッツ・ジャパンは中長期型格安レンタカー「ガッツレンタカー」を全国219店舗展開する中、全国に広がる店舗インフラと車両仕入れノウハウを活かした新事業として、法人向けオートリース事業「ガッツリース」を展開するにあたり、MCCSを車載することでこれまでオートローンやオートリースにて与信通過をしにくい法人及び個人事業主への審査通過率を向上させ事業を成長させている。
※1「MCCS」とは、Mobility-Cloud Connecting Systemの略称で、自動車の位置情報を特定すると共に、安全に自動車のエンジン遠隔起動制御を行い、センシングを可能にするシステム。
※2「MSPF」とは、Mobility Service platformの略称で、モビリティを対象とした管理・制御・データ分析等を行い、クラウド上でOpen APIを通じた外部システムとの連携を可能にするプラットフォームシステム。
2、 今後の展開
ガッツ・ジャパンはレンタカー、法人リースに留まることなくマイカーリース事業、シェアリングカー事業、サブスクリプション事業など「持たない贅沢」をキーワードにあらゆるカーライフスタイルに合わせたプラットホームサービス「ALL-IN-GUTS構想」を実現していきたいとしている。
■株式会社ガッツ・ジャパン
商号:株式会社ガッツ・ジャパン
資本金:300万円(近日増資予定)
設立:1996年1月
本社:愛知県名古屋市中村区本陣通5丁目130番地
代表者:代表取締役会長 中村忠司
代表取締役社長 小嶋萬人
主な事業内容:
・フランチャイズ事業
・レンタカー事業
・リース事業
・新車・中古車の販売及び修理
・損害保険代理店業
■Global Mobility Service株式会社
名称:Global Mobility Service株式会社
本社:東京都港区芝大門1丁目12番16号 住友芝大門ビル2号館4F
資本金:28億1,122万円(資本準備金含む)
代表者:中島 徳至(代表取締役 社長執行役員/CEO)
主な事業内容:
・モビリティサービスプラットフォーム(MSPF)の提供
・クラウド上に蓄積したビッグデータの二次活用サービス