日野自動車は10月4日、販売会社である群馬日野自動車が高崎支店を、高崎354複合産業団地内に移転し、5日に竣工式を実施、17日(予定)から営業を開始すると発表した。
新拠点は、国道354号沿いかつ関越自動車道の〝高崎玉村スマートインターチェンジ(IC)〟から約4㎞と、利便性の高いロケーションに位置。敷地面積を拡大し、工場内設備を一新することで整備効率を高めると共に、従業員がより働きやすい環境を整えた。
具体的には、工場に、ダブル連結トラックや連節バスのリフトアップに加えて、大型トラックと中型トラックの2台を同時に整備するタンデムリフトとしても使用できる〝5柱リフト〟を、群馬日野で初めて導入。さらに、セミトレーラーを連結状態でリフトアップできる〝4柱リフト〟や、〝床分割式のフロアリフト〟3基を設置したほか、〝スルーレーン〟の導入や、レーンサイズの拡大などにより、これまで以上に安全で整備効率のよい作業環境を実現していると云う。
また、非常時の電力消費にも対応可能な太陽光発電システムや、バイオ式工場排水処理装置を導入するなど、環境にも配慮。産業団地全体との調和を図るために、外観を既存の工場よりもシックな装いとした。
<群馬日野自動車・高崎支店の概要>
– 会社名・拠点名:群馬日野自動車株式会社 高崎支店
– 所在地:群馬県高崎市柴崎町1862
– 代表者:中村 丙午(なかむら へいご)
– 営業時間:8:30~17:00
– 定休日:日曜、祝日、ゴールデンウィーク、夏季、年末年始
– 総レーン数:12(車検:3、一般:7、洗車:1、検査:1)
– 営業開始:2024年10月17日(木)
日野は、今後も、販売会社の拠点のリニューアルやリロケーションなどを通じて、ユーザーの利便性向上に努めていくとしている。