西日本を中心に生活協同組合連合会や社会福祉法人、労働協同組合など16の生協で構成される一般社団法人グリーンコープ共同体。互いが連帯しながら、それぞれの地域に根ざした生活協同組合として活動。「安心・安全な食べものを子どもたちに食べさせたい」という母親の思いを大切にしながら、それぞれの地域を豊かにしていくことを目指している。
そんなグリーンコープでは、当該共同体傘下の各事業所で、連携する一般社団法人グリーンコープでんきが供給する電力を利用する。この電気は、原発フリーでバイオマス・太陽光・小水力・地熱を利用した化石燃料に頼らない発電方法で作られる。
従って電気自動車を導入する事業所では、電気をつくるステージから、食材を運ぶ車両に至るまで完全にカーボンニュートラル化された電気を利用している。
加えて、その一翼を担う〝グリーンコープ生活協同組合ふくおか〟は8月16日、配送用に既に48台配備している商用EV「日野デュトロ Z EV」を更に13台追加導入したこと公表した。
そもそもグリーンコープふくおかでは目下、配送用途で合計で約550台の車両を持っているが、今後は順次、全車両のEV化していく予定を掲げ、更なる脱炭素化を強力に推し進めていく構えだ。