GR Supra GT4
TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は4月28日、カスタマーモータースポーツ車両の「GR Supra GT4」の累計生産台数が100台に到達したと発表した。
同車は2020年3月に欧州を皮切りに販売を開始。以来、同年8月から北米。10月から日本を含むアジアへと販売地域を拡大し、約3年での生産100台に到達した。
GR Supra GT4は、一般市販車の「スープラ」をベースとしたレース専用車で、カスタマーモータースポーツへの参戦を志す顧客に向けて、気軽にレースを愉しめる車両として販売を開始した。
GR Supra GT4 100 Edition
昨年2022年末時点で、これまでに世界317レースに延べ625台が出場。各国のGT4選手権や日本のスーパー耐久シリーズなどで79回のクラス優勝と20回の総合優勝。表彰台獲得数207回を記している。
今年2023年には、合計27台のGR Supra GT4が参戦する予定の欧州に加えて、北米では20台、日本を含むアジアでは12台の車両が各地のレースに参戦する予定。
また、TGRは生産100台到達の記念モデルとして「GR Supra GT4 EVO」をベースに専用のボディカラーを施し、専用ボンネットやシリアルナンバー入りバッジを特別装備した「GR Supra GT4 100 Edition(世界計3台の限定生産)」を4月28日から発売している。