香港ウィ・ソリューション・リミテッド(We Solutions Limited *)傘下のGLM株式会社 (本社:京都市伏見区、代表取締役社長:ジュリアン・アレクサンダー・カー/Julian Alexander Carr)は2月18日、半導体・電子部品メーカーのローム株式会社 (所在地:京都市右京区、代表取締役社長:藤原 忠信)のSiCパワーモジュールを採用して「800Vシステム対応の次世代SiCインバータ」の開発に着手する。(坂上 賢治)
ちなみにこのGLM設立の経緯は、京都大学大学院卒の小間裕康氏が2009年に、同大学の松重和美教授(現・名誉教授)が率いてコムス(トヨタ車体製)などをベースに開発・推進していた「京都電気自動車プロジェクト」に参画したことが切っ掛け。
この時期に前後して登場した三菱自動車工業の量産EV〝アイミーブ〟、さらにその当時から、日産より発売されると噂されていたEV(後のリーフ)の存在に触発され、翌2010年にEVメーカーのGLM(人間が未来を支配する世の中ではなく、未来は自然が地球を支配するという意味を込めた〝グリーンロードモータース〟の略)を立ち上げた。