アベンドロス氏は、BMW出身者を筆頭に日産やアップルの技術者達によって2017年に立ち上げられ、現在、米カリフォルニア州サンタクララを開発拠点に据えている中国・南京市の新興EVメーカー『Byton社』の開発マネジャーとして「自動運転」「コネクテッドモビリティ」「電動パワートレイン向けシステム」の開発に取り組んできた。
そんな同氏の経歴の一部を記述すると、ハンブルク工科大学を経て独・BMWに入社。パワートレイン設計部門での経験を基礎に、2008年からプロトタイプ開発部門で従事。
2011年から2014年まではソフトウェア開発およびシステム担当としての実績を積み重ねた後、「i3」「i8」の電動パワートレイン開発責任者として活躍したことにより電動パワートレインのリーダーとなった。2016年7月からは移籍したByton社で、パワートレイン・自律運転ユニットの統括責任者として活動してきた。