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2024年6月5日【SDGs】

芙蓉総合リース、リユース・リセール事業を集約・強化

NEXT MOBILITY編集部

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芙蓉総合リース・ロゴ

芙蓉総合リース は6月5日、芙蓉オートリース FUJITA FGLサーキュラー・ネットワーク の同社連結子会社3社が、グループのリユース・リセール機能の集約・強化を目的として、「Fuyoリユースセンター」を共同開設したと発表した。

 

同社グループでは、中期経営計画「Fuyo Shared Value 2026」(2022年度にスタート)の下、CSV(Creating Shared Value:共有価値の創造)の実践を通じた社会課題の解決と経済価値の同時実現により、企業グループとしての持続的な成長を目指しており、また、経営資源を集中投下する成長ドライバーのひとつに「サーキュラーエコノミー」を位置づけ、リース事業の枠を超えたサーキュラーエコノミーのプラットフォーマーとなるべく事業領域の拡大を推進。

 

〝リース事業は、資源の動脈(製造から販売まで)と静脈(回収から廃棄まで)のバリューチェーンを繋ぐ事業であり、サーキュラーエコノミー実現のコア領域である〟との考えの下、この事業で培ってきたネットワークを通じて、顧客が気軽にサーキュラーエコノミーに参加する機会を創出することで、循環型社会の実現に貢献していくことを目指していると云う。

 

その一環として、今回、グループ各社に返却されるリース物件や顧客企業から買い取った中古資産の集荷場所を一か所に集約、整備や点検などを行える整備ヤードとしての機能を備える「Fuyoリユースセンター」を、連結子会社3社で開設。

 

この拠点の運営を通じて、従来、集荷した物件を現状有姿でリセールすることが中心だったリユース・リセール事業を強化し、サーキュラーエコノミーを実現する〝製品寿命の延長〟や〝製品価値の向上〟を推進。また、昨年4月に開始した「芙蓉サーキュラーエコノミーリース(芙蓉CEリース)※1」の取引推進や提携リース会社との連携強化を図るとしている。

 

なお、同拠点では当初、対象物件として「フォークリフト」や「自動車」、「医療機器」を中心に集荷を行うが、将来的には、グループのノウハウを集結して取扱品目を拡大。リユース機能を含めたサービス向上に努め、〝資源循環の実現〟と〝収益機会の拡大〟を共に実現させていきたいとしている。

 

<Fuyoリユースセンターの概要>
– 住所:茨城県常総市古間木 1221-1
– 開設日:2024年5月31日

 

※1:残価設定やリース満了時の物件返却条項の設定により、リース物件を確実にリユース・リサイクルし、製品寿命の長期化・資源再生の向上を図るリース商品。

 

[問い合わせ先]
芙蓉総合リース株式会社 コーポレートコミュニケーション室(担当:山﨑・渡邊)
電話番号:03(5275)8891

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。