古河電気工業(古河電工)は、電線や光ファイバー等の製造で有名なメーカーだが、実は同社では、長年培ってきた独自のノウハウを活かした自動運転やEV(電気自動車)等に活用できる技術も数多く開発している。
周辺監視レーダや電界共鳴型ワイヤレス給電等、それら注目の技術の一部が、「人とくるまのテクノロジー展2018名古屋」(7月11日〜7月13日・ポートメッセなごや)で展示されたので紹介しよう。
パルス方式の監視レーダ
まずは、世界初のパルス方式を採用した「24GHz帯周辺監視レーダ」。
これは、ADAS (先進運転支援システム)、特に車線変更時における死角検知や車両周辺の物体情報を探るためのレーダだ。
今回、同社ブースでは、マツダ「CX-5」に採用されている量産品と共に、開発品も展示されていた。