自動車買取・販売のガリバーを運営するIDOMの子会社である「IDOM CaaS Technology(イドム カース テクノロジー/以下、ICT)」は、事業のさらなる成長を図るため、大手金融事業者から第三者割当増資により、約3.7億円を調達した。
IDOMでは、”サービスとしてのクルマ”の価値提供を、注力すべき重要な成長戦略の1つとして捉え、中古車定額乗り換えサービスの「NOREL(ノレル)」や個人間カーシェアサービスの「GO2GO(ゴーツーゴー)」など、CaaS(Car as a Service/以下、CaaS)領域事業を積極的に展開。今年4月には、保有するプラットフォーム、システム、在庫、顧客基盤、パートナーシップなどの拡張的な成長を目指すため、子会社のICTを設立し、6月、ICTを会社分割してNORELやGO2GO事業を継承させた。
今回そのICTが、保有するプラットフォームやサービスの改善・強化を目的に、第三者割当増資を実施し、大手金融事業者から約3.7億円の資金を調達した。また、資金調達先の金融事業社と戦略的提携を行う。
ICTは、展開するCaaS事業を、グループのCaaS戦略の象徴として既存事業と深く連携させつつも、AI等のテクノロジーを用いて進化。また今後は、これまで以上に外部パートナーとの共創関係を強化させ、新しい価値提供に取り組んでいきたいとしている。
[ICTについて]
– 商号(日本語):株式会社IDOM CaaS Technology
(英語):IDOM CaaS Technology Inc.
– 所在地:東京都千代田区丸の内2-7-3
– 役員:代表取締役社長 羽鳥 貴夫
– 事業内容:自動車関連サービス
– 決算期:2月末
– 設立:2020年4月22日
■NOREL:https://norel.jp/
■GO2GO:https://go2go.jp/