極東開発工業は11月4日、グループ会社の北陸重機工業が本社にて、生産の増強を目的として設備投資を行っていた新第一工場および新事務所が竣工したことを発表した。
新工場は、国内外で高まる保線用鉄道車両等の需要に対応すべく、生産能力を旧第一工場比で約50%増強することを目指して建替えを実施し、組立スペースおよび塗装ブースの拡張を行ったほか、双方間にレールを敷設することにより作業効率を大幅に向上した。また、場内に30tクレーン2基を設置することにより、さらに幅広い製品ラインナップの安全な生産を可能とした。
なお今回、本社事務所棟も併せて建替えを行い、従業員の業務環境の向上も図った。本件に係る投資額は新工場・新事務所合計で約7億円。
北陸重機工業では今後、さらなる増産と業績の拡大を目指すほか、国内はもとより、近年、発展途上国における鉄道敷設に伴い必要となる保線用鉄道車両の供給を進めることにより、現地における鉄道網の展開と経済発展の一助となるよう、生産活動を進めていく。
■概要
1.名称:北陸重機工業株式会社 本社第一工場・本社事務所
2.投資額:約7億円(工場・事務所合計)
3.面積:敷地面積 3,948㎡/延床面積 3,483㎡