走行距離換算で車両リースを提供する「エンキロ」のDRD4 ( 本社:東京都港区、代表取締役:瀬川慶一 )は11月17日、サービスの提供地域を、沖縄県・離島・一部地域を除く全県に拡大することを決めた。
エンキロは先の通り、月額固定の基本料金と走行距離1kmあたりの距離料金の組み合わせてリース料金を支払う車両リース。
同社によると、一般的なマイカーリースよりも月額料金を抑える分、走行距離1kmあたりの使用につき距離料金を支払う契約形態なので、特に週末ドライバーや車両利用が短距離であったり不定期利用、走行距離が短い利用者に適したリースサービスであると謳っている。
今回、対象エリアを拡大した背景は当初、週末利用が多いと見込んだ都市利用だけでなく、より広域から週末利用のニーズが寄せられたことで、対象エリアの拡大を決めたという。
そもそも同サービスの開始は自社調査で、マイカーリースの平均的な設定走行距離が月間1,000km~1,500km設定であるのにも関わらず、一般的な自動車利用者の月間走行距離の平均は370kmとなっていること(一般社団法人 日本自動車工業会の2021年度乗用車市場動向調査などを参考にした)に着目したもの。
そこで同社は、契約期間中の走行距離を最小限として想定した月額基本料金を設定。これに車両使用料として走行距離に応じた距離料金を別に積み上げることで、利用実績に合致したコスト算出サービスを始動させた。
そんなエンキロの料金プランは、以下の3プランが代表例になるとしている。
(1)スタンダードプラン:月額基本料金と距離料金を組み合わせるスタンダードプラン。
(2)エコノミープラン :スタンダードプランと比較して距離料金の単価を高めに設定する代わりに月額基本料金を抑えたプラン。
(3)定額500kmプラン:走行距離は短い一方、やはり距離料金が気になる利用者向けプラン。
なお連携する提携リース会社は、PLS (東証プライム上場のプレミアグループ傘下会社/〒105-0001東京都港区虎ノ門2-10-4 オークラプレステージタワー19階)となっている。
エンキロ提供のDRD4では、「週末中心にお車をご利用のお客様はもちろん、毎日車をご利用になる一方で家族で複数台所有していることから1台当たりの走行距離が伸びないケースや、セカンドカーとしてご利用されるお客様に多くお問い合わせをいただいております。
また〝自分に合うサービスかわからない〟〝自分の走行距離に合ったプランが分からない〟などのお悩みをお持ちの方を対象に、専門のカーライフプランナーとチャット・お電話・オンライン会議等でご相談いただける機会をご用意しております。
仮審査お申し込み前はもちろんのこと、審査通過後でも専門スタッフとご相談の上、お申し込みの車種・料金プランの変更が可能ですので、お気軽にお申し込みください」と話している。
会社名:DRD4株式会社
設立年月:2022年5月
資本金:115,999,968 円 (資本準備金を含む)
事業内容:マイカーサービス 「エンキロ」の開発・運営
代表取締役:瀬川 慶一
株主:サイバーエージェント・キャピタル/W fund/East Ventures
所在地:〒106-0032 東京都港区六本木7丁目14番23号ラウンドクロス六本木5階
主要取引先:プレミア株式会社/PLS株式会社/三井住友海上火災保険株式会社