エレクトロニクス総合商社バイテックグローバルエレクトロニクス(以下、VGEL)と、モビリティファイナンス等を展開するGlobal Mobility Service(以下GMS)は、7月6日、GMSがASEANエリアで提供するIoTやFinTechサービス等の発展及び拡大のため、資本業務提携を締結したと発表した。
2013年に設立されたGMSは、これまで、ローンを活用して車を購入したくともローン審査に通過できず車を購入できない約20億人いると言われる新興国の貧困層の人々等に対し、独自開発の遠隔起動デバイス“MCCS(Mobility-Cloud Connecting System)や、モビリティサービスプラットフォーム(MSPF)等を活用したFinTech(フィンテック)サービスの提供を行ってきたベンチャー企業だ。
GMSは、このサービスにより、仕事や生活のために車を必要とする人々に対し、国内外で車を購入・利用できる機会の創出を行ってきている。
今回の資本業務提携は、グローバルにおける事業展開及びIoTデバイスとモビリティサービスプラットフォームの開発加速に向けたGMSの第三者割当増資に対し、VGELが一部資本参加したもの。
2017年12月に業務提携も発表している両社は、今回の締結により、ASEANエリア内におけるGMSサービスの新規市場開拓とIoTデバイスのグローバルサービス提供体制、ロジスティクス基盤の構築等のさらなる強化を図る予定だ。