*なお上記に係る日産自動車の公式リリースは以下の通りとなる。(編集部に於いて追加した。この追加記述に関しては、係る企業公表文をそのまま掲載している。原因の究明並びに、今事案の結果となった経緯と原因については、今後の調査結果が待たれることになる)
完成検査時の排出ガス測定に関する不適切な行為について
2018年07月09日
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川 廣人)は、昨年9月に発覚した完成検査に係る不適切取扱いに関する一連の問題以降、3月26日の大臣名の業務改善指示を踏まえて、事業のあらゆる面において、法令遵守の状況について自主点検を行ってまいりました。
その一環として、完成検査時の燃費・排出ガスの測定に関する調査の中で、日産自動車九州以外の国内全車両製造工場において製造された車両について、一部の排出ガス・燃費測定試験において以下の不適切な行為があったことを把握いたしました。
(1)試験環境を逸脱した排出ガス・燃費測定試験を行っていた
(2)測定値を書き換えて、検査報告書を作成していた
これに伴い、当社が確認した事実並びに現在までの調査結果を本日、国土交通省にご報告いたしました。なお、昨年9月に発覚した一連の完成検査問題では、関係者の皆さまには多大なご迷惑とご心配をおかけいたしました。再発防止に向けた取り組みを進めている中で、このような事案が発見されたことに対し、深くお詫び申し上げます。