DeNA SOMPO Mobilityは7月7日、2020年度の「Anyca(エニカ)」内でのカーシェア人気車種ランキングを公開した。
「Anyca」は、累計で1,000以上の車種数、累計で20,000台以上のクルマが登録されている。その中でトヨタ アルファードが2年連続人気車種ランキング1位となった。2位はポルシェ カイエン(2020年2位)、3位BMW 3シリーズ(2020年3位)と、上位車種は昨年のランキングから引き続き根強い人気を示す結果となった。
また、東京23区内のシェア回数上位100車種のクルマの月間シェア受取金額の平均は、2019年2月に発表した約25,000円から約5,000円増加し、約30,000円となった。
また、Anycaユーザー向けに実施したアンケートでは、「コロナ禍でクルマの保有や利用に関する意識は変わったか」を聞いたところ、約4割の人が「意識が変わった」と回答し、特に、「密を避けるため、できるだけクルマで移動したいと思うようになった」、「自動車の保有を検討するようになった」という回答が多い結果となった。
また、2020年に新たに「Anyca」のオーナーになった人に理由を聞いたところ、「駐車場に眠らせておくのがもったいない」、「(維持費の範囲で)収入が得られる」という回答が約8割に達し、コロナ禍で利用が減ったクルマを遊休資産として活用しようと考えている人が多いことがうかがえる。
今回のアンケートで、クルマを持っていない人は、クルマの保有を検討、またはクルマでの移動をしたいというニーズが増加していることが判明した。オーナー、ドライバー共にコロナ禍での個人間カーシェアの存在意義が見出せた結果となった。
また、クルマを保有したいと考えている人に対しては、月間シェア受取金額の平均が上がっていることからも、クルマをシェアすることで無理なく維持費を軽減することが期待できる結果となった。
■アンケート実施概要
期間:2021年3月にアンケートを実施
対象:2020年に「Anyca」に新規登録した会員
人数:回答者数324人