ENEOS(エネオス)は5月11日、展開するカーシェアリング事業「ENEOSカーシェア」の実証に於いて、横浜銀行と協業を開始すると発表した。協業では、銀行の支店駐車場にカーシェア車両を設置して地域住民向けサービスを実施する他、営業車の一部をカーシェア車両に置き換えていくなどする。
エネオスは、2040年グループ長期ビジョンに於いて、地域住民にモビリティ関連や生活関連のサービスをトータルで提供する「ENEOSプラットフォーム」を構築することを掲げ(※タイトル画像参照)、広島市(2019年)および横浜市(2021年)にて、デリバリー型も含めた「ENEOSカーシェア」の実証を開始。既に、車両台数を両エリア合計で約300台まで増やすと共に、WEB予約を開始するなど、実証内容の充実を図っている。
<協業内容>
1.横浜銀行の6支店に9台のカーシェア車両を設置し、支店駐車場にカーシェア車両を設置し、地域住民向けにサービスを実施(今後順次拡大)。
2.横浜銀行本店営業車の一部をカーシェア車両に代替。
3.カーシェアの新しいビジネスモデル構築に向けた検討。
エネオスは、今後も「ENEOSカーシェア」の拠点・会員の早期拡大を図ると共に、カーシェア車両にEV車を導入し、その充電器において再生可能エネルギー由来電力の活用を検討することで、SDGsの目標9「産業と技術革新の基礎をつくろう」および目標11「住み続けられるまちづくりを」の達成に貢献していきたいとしている。