イードは8月18日、自動車用スマートロック「バーチャルキー」を、レンタカーサービス「+FistDrive」(プラス ファストドライブ)として提供を開始すると発表した。
「バーチャルキー」とは、イードとジゴワッツが共同でビジネス開発を行っているスマホがクルマの鍵になる後付型自動車用スマートロック。ジゴワッツの認証基盤技術「JigoAuth」を利用した認証サーバ(③)とスマートフォンアプリ(②)および専用車載器(①)により構成され、自動車の鍵の解錠・施錠のみならず、プッシュスタートボタンの有効化・無効化操作が可能となる。
今回、ガーデュが手掛けるレンタカー運用/管理システム「RAC+」との連携により、非対面非接触で運用できるレンタカーサービス「+FistDrive」として提供を開始する。
「+FistDrive」サービスは、スマホをクルマの鍵にする「バーチャルキー」アプリと連携することでレンタカー管理における必要な人的リソースを大幅に軽減する。同時間帯に集中しがちなレンタカーの貸出業務を減らし、ユーザーには待ち時間を極限まで減らしたストレスのないレンタカーの出発を実現。また、帰着業務では営業時間を過ぎた利用者の対応のための残業を無くす無人返却にも対応する。
「+FistDrive」は「RAC+」の顧客にとっては車両ごとにオプション設定できるサービスのため、通常窓口貸出しとのハイブリッド運用が可能で、出発時は無人で、帰着時は有人で傷チェックを行うなどレンタカー業者の業態に合わせたフレキシブルな対応が可能。また、「RAC+」の顧客管理機能と組み合わせることでセレクションした優良顧客のみへのプレミアムサービスの構築も容易となる。