渋谷・池袋・大宮・新横浜からの主要都市4拠点から片道空港アクセスを実現
MaaS / 物流サービス開発のPathfinder( パスファインダー )は11月13日、成田国際空港(千葉県成田市 代表取締役社長:田村 明比古)及びMIC(横浜市都筑区、代表取締役社長:増田 信夫)と連携して運営する成田空港専用片道レンタカーサービス「カタレン for Narita」実証で、総リクエスト件数800件に到達。これを受けて2度目の実証実験延長となったと発表した。
上記サービス名にある「カタレン」とはサービス提供にあたり、レンタカーのアウトレットモールのように、多数のレンタカー・カーシェア事業者様と提携。
回送車両やレンタカーの上り片道利用ユーザーと、下り片道利用ユーザーをマッチングさせる〝片道乗り捨て専用レンタカーのマッチングプラットフォーム〟。
本来レンタカーとして利用されない車両を活用するため、事業者は回送コストを抑えるだけでなく収益に変えることが可能となる。また一般のレンタカー事業者であれば必要な車両数も削減可能となっている。
ちなみにこの先の3社連携の協業実証実験については、コロナが落ち着き、空港の利用の拡大が予測されるなかで24時間利用可能なアクセスを望む消費需要を受けて、〝深夜早朝など公共交通機関が運行していない時間帯に移動したい〟〝荷物は多いが快適に移動したい〟〝個人や家族・小グループで移動したい〟などの移動ニーズに応えて実施しているもの。
そのため成田国際空港とMICが車両を用意。パスファインダーが運行のアルゴリズム開発を手掛け、成田空港内の駐車場と主要都市4拠点(渋谷、池袋、大宮、新横浜)を繋ぐ4路線で運航している。
実証延長の理由は、先の4月からの運用を経て累計800件超の予約を得たこと。開始当初の新横浜、池袋の2拠点に加え、5月から渋谷拠点を、11月中旬からは大宮拠点を追加。順調に成田空港へのアクセス拠点を拡大していることがある。
今後は、まずは年内に累積予約1,000件を目指すと共に、一部システムの改善などを通じて成田空港の交通手段として、更なる利便性の拡大を進めていきたい考え。3社では、顧客の反響をサービスに反映。より良い移動体験の提供を実現しきたいと話している。
カタレン for Naritaの概要
成田空港と首都圏を結ぶ、完全非接触・非対面で24時間利用可能な成田空港専用片道乗り捨てレンタカー≪カタレン for Narita≫
・価格の詳細(付帯内容:ガソリン込み、別途料金の免責補償オプションあり)
・各拠点発‐成田空港行き:12時間8,700円~
・成田空港発-各拠点行き:12時間6,750円~
・スマートフォンキーシステム
・スマートフォンアプリで車両を解錠/施錠
・予約システム
・LINE完結