三菱自動車工業は、4月15日に岐阜県と同県坂祝(さかほぎ)町、20日に京都市と災害時協力協定を締結した。今回の3件が加わることで、自治体との協定締結数は、49となった。
三菱自動車は、この協定により、災害発生時に改めて自治体と必要事項を確認することなく、給電等に活用できるプラグインハイブリッド電気自動車「アウトランダーPHEV」などの電動車を速やかに被災地・避難所等へ貸与。
岐阜県との協定では土岐三菱自動車販売や西日本三菱自動車販売、坂祝町との協定では西日本三菱自動車販売、また京都市との協定では京都三菱自動車販売も参画し、災害発生時の電動車提供を行う。
三菱自動車は、坂祝町に100%子会社の完成車工場であるパジェロ製造を、京都市にエンジン生産拠点の京都製作所京都工場を有し、これまでも経済活動や地域づくりなどの分野において協業してきたが、今回の協定締結を機に、災害時の協力体制についても一層強化を図り、地域への貢献度を高めていきたいとしている。
■(三菱自動車)災害支援への取り組み:https://www.mitsubishi-motors.com/jp/csr/contribution/society/relief/