自宅にてオンラインフィットネス教室を受講する社員の様子
デンソーは3月4日、経済産業省と日本健康会議が共同で進める「健康経営優良法人~ホワイト500~」に5年連続で認定されたことを発表した。
また、デンソーグループ会社の11社が「健康経営優良法人~ホワイト500~」に、3社が中小規模法人部門に2021年に新設された「健康経営優良法人~ブライト500~」に認定されている。
健康経営優良法人とは、上場企業に限らず、大規模法人のうち保険者と連携して優良な健康経営を実践している法人を経済産業省と日本健康会議が認定するもので、2017年から開始された。健康経営優良法人(大規模法人部門)認定法人の中で、健康経営度調査結果の上位500法人のみを通称「ホワイト500」として認定している。また、2021年より、健康経営優良法人(中小規模法人部門)認定法人の中で、健康経営度調査結果の上位500法人を通称「ブライト500」として認定している。
デンソーは2016年に「デンソー健康宣言」を発表し、社員の健康増進を経営課題の一つと捉え、健康増進活動を推進しているという。
コロナ禍で在宅時間が増え運動不足が課題となる中、デンソーでは休憩時間を活用して、職場や自宅どこからでも参加することができるオンラインフィットネス教室の開催や、在宅勤務時の健康維持に関する情報について定期的なメール配信を実施。また、心身の健康や仕事の生産性と関連が深いとされる「睡眠」に関するアンケートを実施し、不眠傾向があると判定された社員に対して睡眠改善に向けたサポートを実施している。さらに、働く女性社員の体調管理にも着目し、女性に積極的に摂取してもらいたい栄養素を考慮した食堂メニューの提供や、女性のための健康オンラインセミナーなどを開催した。
併せて、社員の健康増進のために、スポーツの実施に向けた積極的な取り組みを行っている企業としてスポーツ庁が認定する「スポーツエールカンパニー」にも2年連続で認定された。短時間で体を動かすことができるトレーニング動画の配信や各職場でチームを組んで1か月間の合計歩数を競い合う「チーム対抗歩数レース」の開催など、社員の運動促進に向けた取り組みが評価されたとしている。
なお、2021年は以下のデンソーグループ会社も健康経営優良法人に認定された。大規模法人部門ではホワイト500に認定された11社のうち、株式会社SOKEN、株式会社デンソーエアクール、株式会社デンソーファシリティーズが4年連続で、また、中小規模法人部門では株式会社デンソーエムテック、株式会社デンソークリエイト、株式会社デンソーパワトレインテクノロジーズが2021年に新設されたブライト500に認定されている。
<健康経営優良法人 大規模部門(24社)> ◎はホワイト500に認定(11社)
◎京三電機株式会社、◎株式会社SOKEN、◎株式会社デンソーエアクール、◎株式会社デンソーFA山形、◎株式会社デンソーエレクトロニクス、◎株式会社デンソー九州、◎株式会社デンソーソリューション、◎株式会社デンソーテン、◎株式会社デンソーファシリティーズ、◎株式会社デンソー北海道、◎浜名湖電装株式会社、三共ラヂエーター株式会社、ジェコー株式会社、シミズ工業株式会社、株式会社TDモバイル、株式会社デンソーウェーブ、株式会社デンソーエアシステムズ、株式会社デンソー勝山、株式会社デンソーダイシン、デンソーテクノ株式会社、株式会社デンソートリム、株式会社デンソー福島、株式会社ニッパ、株式会社デンソーワイズテック
<健康経営優良法人 中小規模法人部門(13社)> ◎はブライト500に認定(3社)
◎株式会社デンソーエムテック、◎株式会社デンソークリエイト、◎株式会社デンソーパワトレインテクノロジーズ、株式会社スリーディー、株式会社デンソーEMCエンジニアリングサービス、株式会社デンソーウェル、株式会社デンソーエスアイ、株式会社デンソーサービス沖縄、株式会社デンソー宮崎、株式会社デンソー山形、株式会社デンソーユニティサービス、株式会社デンソーリマニ、株式会社デンソーロジテム、