トヨタ自動車は1月30日、2022年12月および2022年暦年(1~12月累計)のトヨタ、ダイハツ工業および日野自動車の販売、生産、輸出実績を、以下の通り発表した。
2022年(1月-12月)のグローバル販売は、新型コロナウイルス感染拡大や半導体需要増などに伴う生産減の影響を受けたものの、アジアを中心とした堅調な需要などにより前年と同水準の実績に。同期グローバル生産についても同様の影響を受けたが、北米やアジアでの能増や生産最適化、また前年の新型コロナウイルス感染拡大に伴う部品供給不足の反動等により前年超えの実績となった。
2022年12月は、新型コロナウイルス感染拡大の影響および半導体需要増による部品供給不足の影響のため、グローバル販売・生産共に前年割れの実績となった。
トヨタは、半導体不足および新型コロナウイルス感染拡大による影響等により、先を見通すことが依然困難な状況にはあるが、部品供給の状況を精査し、できるだけ急減産を抑えながら1日でも早く1台でも多くのクルマを届けられるよう、引き続き努力していくとしている。
■2022年12月
<販売実績>
・トヨタのグローバル販売は、5カ月振りの前年割れ/国内販売(含軽)は、2カ月連続の前年割れ/海外販売は、5カ月連続の前年超えとなった。
・グループのグローバル販売は、5カ月振りの前年割れ/国内販売(含軽)は、4カ月振りの前年割れ/海外販売は、5カ月連続の前年超えとなった。
<生産実績>
・トヨタのグローバル生産は、5カ月振りの前年割れ/国内生産は、2カ月連続の前年割れ/海外生産は、8カ月振りの前年割れとなった。
・グループのグローバル生産は、5カ月振りの前年割れ/国内生産は、2カ月連続の前年割れ/海外生産は、8カ月振りの前年割れとなった。
<輸出実績>
・トヨタの輸出実績は、5カ月振りの前年割れとなった。
・グループの輸出実績は、5カ月振りの前年割れとなった。
*単位:台()は、前年同月比%、ポイント前年差。◎は単月として過去最高、○は該当月として過去最高。
*グローバル販売:国内販売+海外販売。
*国内販売:登録+届出(海外生産車を含む)。
*海外販売:販売定義は国によって異なる。
*グローバル生産:国内生産+海外生産。
*国内生産:完成車+KD(国内ラインオフ時点で計上)。
*海外生産:KDを除く海外生産(現地ラインオフ時点で計上)。
*輸出:日本から海外への輸出(船積み時点で計上)。
■2021年1~12月累計
<販売実績>
・トヨタのグローバル販売は、2年振りの前年割れ/国内販売(含軽)は、3年連続の前年割れ/海外販売は、2年連続の前年超えとなった。
・グループのグローバル販売は、2年振りの前年割れ/国内販売(含軽)は、3年連続の前年割れ/海外販売は、2年連続の前年超えとなった。
<生産実績>
・トヨタのグローバル生産は、2年連続の前年超え/国内生産は3年連続の前年割れ/海外生産は、2年連続の前年超えとなった。
・グループのグローバル生産は、2年連続の前年超え/国内生産は3年連続の前年割れ/海外生産は、2年連続の前年超えとなった。
<輸出実績>
・トヨタの輸出実績は、2年振りの前年割れとなった。
・グループの輸出実績は、2年振りの前年割れとなった。
*単位:台()は、前年同期比%、ポイント前年差。
*グローバル販売:国内販売+海外販売。
*国内販売:登録+届出(海外生産車を含む)。
*海外販売:販売定義は国によって異なる。
*グローバル生産:国内生産+海外生産。
*国内生産:完成車+KD(国内ラインオフ時点で計上)。
*海外生産:KDを除く海外生産(現地ラインオフ時点で計上)。
*輸出:日本から海外への輸出(船積み時点で計上)。
なおトヨタでは、各地域・国における販売・生産・輸出実績の増減要因に加え、過去10年分の販売・生産・輸出実績、電動車販売実績、レクサス(LEXUS)販売実績が記載された詳細データ(Excel)を併せて公開。詳細データには、直近2年分の毎月の販売・生産・輸出実績、電動車販売実績、レクサス販売実績も記載されている。
■(トヨタ)販売・生産・輸出実績 詳細データ(Excel/クリックでダウンロード):https://global.toyota/pages/global_toyota/company/profile/production-sales-figures/production_sales_figures_jp.xls