日本ミシュランタイヤは1月29日、同社のブランドである「BFGoodrich(ビーエフグッドリッチ)」シリーズを装着したチームが、2021年1月3日から1月15日までサウジアラビアを舞台にして開催された「ダカールラリー2021 サウジアラビア」の4輪部門において総合優勝をはじめとして表彰台を独占したと発表した。
レースはX-RAID MINI JCW TEAMのS.Peterhansel / E.Boulanger組が総合優勝し、2位にはTOYOTA GAZOO RacingのN.Al-Attiyah / M.Baumel組、3位にはX-RAID MINI JCW TEAMのC.Sainz / L.Cruz組という結果となった。
BFGoodrichは、2016年にダカールラリーに復帰してから公式タイヤサプライヤーとして参加車両へのタイヤ供給を継続している。舞台となった中東の国サウジアラビアで約2週間かけて走破するこの過酷なラリーへのチャレンジは、BFGoodrichがこれまで約半世紀にわたって世界中のレースに参加してきた意味と同様にモータースポーツ活動を先行技術開発の重要な場と位置付け、極限の環境で得られるすべての技術的情報を新テクノロジーの開発や製品のたゆまぬ改善に活用し続けることを目的としている。