三菱ふそうトラック・バス( MFTBC)の親会社ダイムラートラック社(Daimler Truck Holding AG)は1月18日、2023年のグローバル販売台数が526,053台となったことを発表した。
同社は主要地域でのサプライチェーンの混乱にも関わらず、2022年に続いて販売台数を伸ばしたことになる。
そのうち、バッテリー電気自動車(EV)の販売台数は3,443台となり、前年の914台から277%の増加となった。またFUSOブランドを含むトラックアジア事業部門は、前年の155,967台から3%増の161,171台を販売した。
この結果にダイムラートラック社のマーティン・ダウムCEOは、「2023年も引き続き厳しい供給状況が続く中、販売台数を増加させることができました。
これによって、2023年の業績目標を達成できることを確信しています。バッテリーEVの販売台数は、前年比3倍以上に増加しました。2023年には、バッテリーEV製品を10車種に拡大しました。
これは将来の成長の基盤であり、未来の輸送をリードするという当社の熱意の表れです」と述べた。なお各セグメントおよびダイムラートラックグループ全体の販売台数は以下の通り。
販売台数_______/2023年/2022年/増減
トラック北米____/195,014/186,779/+4%
メルセデス・ベンツ/158,511/166,369/-5%
トラックアジア___/161,171/155,967/+3%
バス___________/26,168/24,041/+9%
グループ総計*____/526,053/520,291/+1%
うちバッテリーEV_/__3,443/___914/+277%
*セグメント間取引による消去を含む