ダイハツ工業(以下「ダイハツ」)は6月7日、小型乗用車「トール」に、フレンドシップシリーズ(福祉車両)「トール シートリフト」(昇降シート車)を新設定し、全国一斉に発売した。
「トール」は、2016年11月の発売以来、ダイハツの小型車販売の中核を担う主力車種で、2020年9月のマイナーチェンジでは、安全安心機能の改良や、内外装のデザインを刷新している。
幅広い軽福祉車両をラインアップしているダイハツは、軽福祉車両市場でトップシェアを誇る(ダイハツ調べ)。これまでは軽自動車のみの設定であったが、今回小型車にもラインナップを追加した。
今回、発売した「トール シートリフト」には、ワイヤレスリモコンによる操作が可能な助手席シートリフトを装備し、乗車する人や乗車をサポートする人の乗降時の負担軽減を目指している。