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2019年7月9日【新型車】

ダイハツ、DNGA第一弾の新型「タント」発売

NEXT MOBILITY編集部

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ダイハツ工業は、軽乗用車「タント」および軽福祉車両「タント スローパー」「タント ウェルカムシートリフト」をフルモデルチェンジするとともに、福祉車両に「タント ウェルカムターンシート」を新設定し、7月9日(火)から全国一斉に発売する。メーカー希望小売価格は、122万400円から(消費税8%込)。

ダイハツ工業・ロゴ

タントは2003年の発売以来、スーパーハイト系という新市場を開拓。2代目では軽自動車として初となる、ピラーインドアの「ミラクルオープンドア」を実現し、2013年に発売した3代目では両側パワースライドドアを採用した、ダイハツの基幹車種。

 

4代目となる新型「タント」では、「新時代のライフパートナー」をキーワードに、同車ならではの室内空間の広さに加え、ミラクルオープンドアを継続採用し、新たに「ミラクルウォークスルーパッケージ」を実現。

 

 

 

 

さらに、進化した予防安全機能「次世代スマートアシスト」を採用する等、全方位で機能と性能を進化させた。

 

 

 

 

また新型「タント」は、ダイハツの新世代のクルマづくり「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」を採用した第一弾の商品。DNGAでは、サスペンションや骨格の部品配置をゼロベースで再構築したプラットフォームを新開発し、世界初(※1)となるスプリットギヤを用いた新技術を採用した新CVTや、大幅改良したエンジンなどのパワートレーンを含め、すべての機構を一新。基本性能を大幅に向上させたとしている。

 

 

 

 

ダイハツは、今回発売する新型タントの主な特長として、以下の6点を挙げている。

 

① ミラクルウォークスルーパッケージによる革新的な「使い勝手の良さ」。

 

② 次世代スマートアシストにより進化した「先進・安全技術」。

 

③ 新開発の「DNGA」プラットフォームによる「高い基本性能」。

 

④ 幅広いお客様にご好評いただける「洗練されたデザイン」。

 

⑤ 軽自動車にふさわしい「お求めやすい価格」。

 

⑥ 新商品の追加と進化した福祉車両「フレンドシップシリーズ」。

 

 

 

※1:「初」表記はすべて2019年7月9日現在。ダイハツ調べ

 

 

[販売概要]

 

– 月間販売目標台数:12,500台
– 特別披露会:7月13日(土)、14日(日)、15日(月)
– 発表展示会:7月20日(土)、21日(日)

 

また展示体感イベント「New Tanto LifeMuseum」を、7月13日(土)から、全国7都市にて順次開催予定。

 

 

[生産工場]

 

ダイハツ工業株式会社 滋賀(竜王)工場

 

 

[メーカー希望小売価格]

 

■新型タント(消費税込み)

 

<グレード、エンジン、トランスミッション、駆動、価格(円)>

– L(スマートアシスト非装着車)、660cc NA(※2)、CVT、2WD、1,220,400

– L(スマートアシスト非装着車)、660cc NA(※2)、CVT、4WD、1,344,600

 

– L、660cc NA(※2)、CVT、2WD、1,306,800

– L、660cc NA(※2)、CVT、4WD、1,431,000

 

– X、660cc NA(※2)、CVT、2WD、1,463,400 ☆

– X、660cc NA(※2)、CVT、4WD、1,587,600 ☆

 

– X ターボ、660cc TC(※3)、CVT、2WD、1,560,600

– X ターボ、660cc TC(※3)、CVT、4WD、1,684,800

 

– カスタム L、660cc NA(※2)、CVT、2WD、1,549,800

– カスタム L、660cc NA(※2)、CVT、4WD、1,674,000

 

– カスタム X、660cc NA(※2)、CVT、2WD、1,668,600

– カスタム X、660cc NA(※2)、CVT、4WD、1,792,800

 

– カスタム RS、660cc TC(※3)、CVT、2WD、1,749,600 ☆

– カスタム RS、660cc TC(※3)、CVT、4WD、1,873,800 ☆

 

※2:Naturally aspirated engine(自然吸気エンジン)
※3:Turbo Charger(ターボエンジン)

☆タイトル写真モデル(左:タント カスタムRS メーカーオプションの2トーン仕様車、右:タント X)

 

■新型タント ウェルカムターンシート(消費税非課税)

 

<グレード、エンジン、トランスミッション、駆動、価格(円)>

– L、660cc NA、CVT、2WD、1,390,000

 

– X、660cc NA、CVT、2WD、1,535,000

– X、660cc NA、CVT、4WD、1,650,000

 

■新型タント ウェルカムシートリフト(消費税非課税)

 

<グレード、エンジン、トランスミッション、駆動、価格(円)>

– L、660cc NA、CVT、2WD、1,545,000

 

– X、660cc NA、CVT、2WD、1,690,000

– X、660cc NA、CVT、4WD、1,805,000

 

– カスタム RS、660cc TC、CVT、2WD、1,955,000

– カスタム RS、660cc TC、CVT、4WD、2,070,000

 

■新型タント スローパー(消費税非課税)

 

<グレード、エンジン、トランスミッション、駆動、価格(円)>

– L(スマートアシスト非装着車)、660cc NA、CVT、2WD、1,445,000

 

– L、660cc NA、CVT、2WD、1,525,000

– L(ターンシート仕様)、660cc NA、CVT、2WD、1,630,000

 

– X、660cc NA、CVT、2WD、1,670,000

– X(ターンシート仕様)、660cc NA、CVT、2WD、1,775,000

 

– カスタム RS、660cc TC、CVT、2WD、1,925,000

 

◎価格にはリサイクル料金は含まず。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。