初代「ハイゼット」(1960年発売)
60周年記念ロゴ
ダイハツ工業(本社:大阪府池田市、代表取締役社長:奥平総一郎)は11月2日、軽商用車「ハイゼット」シリーズが初代発売以来60年を迎えたことを発表した。
現在の「ハイゼット」シリーズは、農林水産業を中心に使用されている「ハイゼット トラック」、配送業や小売業などを中心に使用されている「ハイゼット カーゴ」「ハイゼット キャディー」の3モデルで構成され、これまでの累計生産台数は約740万台※1に上る。また現在の総保有台数は約220 万台※1となり、全国には多くの「ハイゼット」ユーザーがいる。
※1:ダイハツ調べ。2020年9月末時点。累計生産台数はダイハツブランドのみ(OEM供給台数は含まない)
※2:出典 一般社団法人日本自動車工業会「軽自動車の使用実態調査報告書」(2020年3月)
初代「ハイゼット」は、当時人気となっていた軽三輪自動車「ミゼット」に続き、より積載力を高め、様々な仕事で活躍できる一台として誕生したダイハツ初の軽四輪自動車である。以降60年間にわたり、軽商用車で重視される「乗り降りがしやすいキャビンと仕事に必要な積載力の高い荷台/荷室」 という構造を維持し続けてきた。さらに、毎日使うクルマだからこそ求められる荷物の積みおろしのしやすさや耐久性、田んぼのあぜ道から下町の路地まで、狭い道路でも走れる取り回しの良さ、そして求めやすい価格に徹底的にこだわってきた。また、ダンプシリーズをはじめとした豊富な特装車など、様々なラインナップをご用意してきた。
さらに近年では、軽商用車を買い物や通勤・通学、送迎など日常生活での利用するユーザーの増加※2や、高齢ユーザー比率の高まりを踏まえ、様々なシーンで安全・安心に利用できるよう、 いち早く予防安全機能「スマートアシスト」を採用してきた。ユーザーの「頼れる相棒」として活躍して きた「ハイゼット」シリーズは、「良品廉価」「最小単位を極める」「先進技術をみんなのものに」と いったダイハツのスモールカーづくりの思想を体現した一台である。
※2:出典 一般社団法人日本自動車工業会「軽自動車の使用実態調査報告書」(2020年3月)
ハイゼット トラック エクストラSAIIIt (オプション装着車)
【ハイゼット60周年記念サイト】
https://www.daihatsu.com/jp/company/history/hijet60th/index.html