日産自動車と三菱自動車工業、そしてNMKV の3社は5月31日、軽自動車規格のバッテリ電気自動車(以下、軽BEV)の「日産サクラ 」と「eKクロス EV 」を合算した生産累計台数が、生産開始から約1年で5万台に達したことを発表した。
「日産サクラ」および「eKクロス EV」は、日産と三菱自動車の合弁会社NMKVの企画・開発マネジメントの下、両社の得意とする電動化技術を融合して作られた新世代の軽BEV。軽自動車+BEVという脱炭素時代に於ける理想的なモビリティの実現などが評価され、“2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー”や“2023年次RJCカーオブザイヤー”、そして“2022~2023日本自動車殿堂カーオブザイヤー”など、数多くの賞典を受賞している。
「日産サクラ」&「eKクロス EV」のオフライン式の様子(2022年5月20日)。
両モデルを生産する三菱自動車の水島製作所では、過去最大規模のBEV生産を成し遂げるため、世界初の量産BEVである「アイ・ミーブ」や「ミニキャブ・ミーブ」で培ってきた三菱自動車のBEV生産技術と日産が持つ最新のBEV生産技術を結集し、高い品質とコスト競争力での生産を実現していると云う。
日産の軽BEV「日産サクラ」。
三菱自動車の軽BEV「eKクロス EV」。
日産と三菱自動車は、今後もNMKVを通じて、「日産サクラ」、「eKクロス EV」の更なる品質、商品性向上に取り組むと共に、より多くの人に提供していきたいとしている。