Groupe PSA Japanは11月25日、コンパクトSUVのC3 AIRCROSS SUV(C3エアクロスSUV)をモデルチェンジした。
C3 AIRCROSS SUV(C3エアクロスSUV)は、2017年末のグローバルローンチ以来、およそ33万台が生産され、日本においても、街中での取り扱いしやすいサイズ感と個性的なデザインそして乗り心地が評価され、好調を維持しているという。
今回のモデルチェンジでは、フロントフェイスのデザインを一新した。NEW C3同様、シトロエンのマークであるダブルシェブロンからサイドにV字状に伸びるクロームのラインは上がデイタイムライトへ、下はLEDヘッドライトへと繋がっている。グリルは内部ルーバーの縦方向のラインを強調した意匠に。フロントバンパー下部のスキッドプレートをイメージしたバンパーはより直線的なものとなった。
リアデザインはこれまでのテイストを引き継いでいるが、リアクオーター部のベネチアンブラインド風の装飾を変更し、ブラックアウトしたルーフレールと相まって、全体としてよりシックな方向に変更されている。
インテリアにおいては、シトロエン・アドバンスト・コンフォート®プログラムにより、車内の快適性をさらに高め、移動の喜びに自宅にいるような快適さをプラスした空間を提供するという。
中でも、シート生地裏に特別なフォームを配することで、身体とシートの”当たり”感を改善したアドバンストコンフォートシートは、そのハイライトとなる。生地裏のフォームのボリュームも従来の2mmから15mmへと大幅にアップし、疲労につながる車体の微震動をシートが吸収する。
さらに、インストルメントパネルにはシート生地と同じ杢グレー(霜降りグレー)のファブリックを貼り込み、シートと統一されたインテリアを構成。また、センターコンソール部はあらたにクロームの装飾が施され、パーキングブレーキ形状の変更にともなって生まれたスペースに2つのカップホルダーを新設した。
また、NEW C3エアクロスSUVが誇るユーティリティについてはそのまま踏襲されている。リアシートは左右独立して動かすことができ、双方を最大まで前方にスライドさせるとクラス最大級となる520ℓのラゲッジルームに。リアシートをすべて畳めば天井までの最大容量はセグメント最大級の1289ℓとなる。
なお、エクステリアカラーも、デザインのアップデートにあわせて新色を追加した。グリーンがかったシックなカーキグレー、彩度の高いボルタイックブルーとルージュペッパーをラインアップ。継続カラーのグリプラチナムとブランバンキーズを含めて全5色展開となる。
■税込価格
NEW C3 AIRCROSS SUV SHINE:2,935,000円
NEW C3 AIRCROSS SUV SHINE パッケージ:3,180,000円