Groupe PSA Japanは7月1日、日本独自企画による特別仕様車「C3 MODERN SALON」(C3 モダンサロン)を、全国のシトロエン販売店にて発売した。
コンパクトカーC3は、2021年5月に世界販売累計100万台の大台を超え、日本でも2017年のデビュー以来シトロエンブランドの根幹をなすモデルとなっている。
今回、このC3に日本独自企画の特別仕様車「C3 MODERN SALON」(C3 モダンサロン)が追加される。
今回の特別仕様車C3モダンサロンの発想は、C3のリラックスした快適性を”居心地のいいリビング”の延長ととらえるところから始まった。
C3 モダンサロンは、アドバンストコンフォートシートを備えたSHINEをベースに、フォグランプベゼル、Airbump(エアバンプ)®アクセント、Cピラーステッカー、そしてダッシュボードパネルにミッドセンチュリーモダンのテイストの特別な意匠を施している。
ミッドセンチュリーテイストとは、第二次世界大戦の戦後復興期における当時の最先端素材であるプライウッド(積層合板)やFRP(繊維強化樹脂)を意欲的に取り入れたインテリアなどのムーブメントが結実したもの。戦後の開放的な空気感を背景としたポップな意匠とグラフィック、色を特徴としている一方で、当時の最先端テクノロジーを使いながらも、技術や手段におぼれることなく、使う人の気持ちと実用性に配慮する、その姿勢が現在においても人々に愛され普遍性を持っている。
グラフィックのモチーフとなったのは、C3のシグネチャーのひとつであるボディサイドのエアバンプ®。積層合板の優しげなカーブにも相通じるエアバンプ®の角を落としたやわらかな四角を要素として取り入れ、まるで当時実在したかのようなミッドセンチュリーモダン的なオリジナルのグラフィックとした。
ボディカラーはサーブルとブラン バンキーズの2色を設定。基準車のSHINEではスプリングブルーかブランバンキーズのボディカラーに限定されていたアドバンストコンフォートシートをサーブルに展開している。このシートは初回導入限定車のC3 EDITION 2021に装備されていたものと同じもので、テップレザーを一部にあしらった特別な仕様のものとなっている。
なお、アクティブセーフティブレーキ、LEDヘッドライト&インテリジェントハイビーム、フロント&バックソナー、バックカメラ、16インチアロイホイールなどの主要装備はSHINEグレードと同一となる。
■税込価格
2,725,000円