Groupe PSA Japanは4月1日、コンパクトカーC3に特別仕様車「C3 C-Series(C3 Cシリーズ )」を追加し、同日より全国のシトロエン販売店にて発売すると発表した。
C3は、2017年の日本導入以来で2020年12月末日までで累計販売台数7625台と、先代モデルが7年弱で築き上げた販売台数を3年弱で上回るほどの販売を記録。シトロエン全モデル合計の2020年度の販売台数22.2%増(4970台)、国内販売は5年連続純増という数字を力づよく下支えする存在だ。
2021年1月には、新世代ブランドフェイスへとモデルチェンジし、各種装備を充実させている。今回登場した「C3 C-Series(C3 Cシリーズ )」は、その新世代フェイスモデル初の特別仕様車となる。
ネーミングのC-SeriesのCは、シトロエン創立以来追求してきたたComfort(コンフォート=快適)のCであり、同時にChicのCでもあるという。
エクステリアとインテリアには、C3で通常設定されている鮮やかなレッドのアクセントに代わり、上質感あるマット仕上げのディープレッドをのアクセントカラーを使用。通常モデルのヴィヴィッドでカジュアルなイメージから一転、シックな雰囲気をまとわせている。
マットな質感は昨今のファッションや建築、アクセサリーなどでひとつのトレンドを形成しており、その時代感を反映しているという。
ボディカラーは人気のサーブルとブランバンキーズの2色をベースに、フロントのフォグランプベゼルとボディサイドエアバンプのアクセントカラーにディープレッドを採用。リアドア後部のCピラーステッカーおよびルーフステッカーも同様に特別のものとなっている。
インテリアもダッシュボードのアクセントカラーにディープレッドを、ざっくりとしたツイード調生地のシートのショルダーラインのアクセントにもディープレッドを取り入れている。さらにフロントシートにはC-Seriesのタグを追加。フロアマットも特別仕様でダークレッドのステッチをあしらっている。
他にも特別仕様車の証としてドアミラー下フロントドアにはC-Seriesのバッジ、ドアステップにC-Seriesのロゴのメタル装飾が加わっているほか、ベース車両はSHINEとなるため、フロントソナーやバックカメラ、ブラインドスポットモニターなどが備わっている。
■ボディサイズ
– 全長:3995mm
– 全幅:1750mm
– 全高:1495mm
– ホイールベース:2535mm
– 車輌重量:1140kg
■グレード構成
– ボディ:5ドアHB
– ドライブトレイン:1.2ℓ直列3気筒ターボ 81kW/5,500rpm(110ps) 205Nm/1,750rpm
– トランスミッション:6速オートマチックEAT6
– 税込価格:2,699,000円