ステランティス(Stellantis)・ジャパンは7月1日、シトロエン(CITROËN)のコンパクトSUV「C3 AIRCROSS SUV(以下、C3エアクロス)」に、クリーンディーゼルエンジンを搭載した「C3エアクロスBlueHDi(ブルー・エイチ・ディー・アイ)」を追加導入し、同日から全国のシトロエン正規ディーラーで販売すると発表した。希望小売価格(税込)は329万2,000円から。
昨年11月に現行モデルが導入されたC3エアクロスは、現代のシトロエンらしい個性的なデザインと、クラスを超えた室内空間やリアシートの前後スライド&リクライニング等のコンフォート性能を兼ね備えるコンパクトSUV。今回、現在の“1.2ℓ PureTechガソリンターボエンジン”に加えて、力強い加速と環境性能を両立するクリーンディーゼルの”BlueHDi”が追加導入された。
最高出力120ps、最大トルク300Nmを発揮する1.5 ℓのクリーンディーゼルエンジンは、6速ATのギアボックスとの組み合わせにより、21.3km/ℓ(WLTCモード)の燃費性能を実現。BセグメントコンパクトSUVの中でもトップレベルの性能を誇るほか、エコカー減税の対象であること、そして使用燃料が比較的安価な軽油であることから、優れた経済性をも備えると云う。
また、全長4160mm×全幅1765mm×全高1630mmのコンパクトボディサイズでありながら、ゆとりある室内空間を実現。前後スライド、リクライニング機能付きの6:4分割可倒式のリアシートを一番前にスライドさせることで、ラゲッジ容量を通常の410ℓから約520ℓに。また、リアシートを全て折りたたむことで、最大約1,289ℓにまで拡大可能なほか、助手席のシートバックを前方に倒すことで、約2.4mの長尺物の搭載もできる。
グレードは、“パノラミックサンルーフ”、“HiFiスピーカー”、“グリップコントロール”などを装備した上級仕様の「SHINE PACK BlueHDi(シャイン・パック・ブルー・エイチ・ディー・アイ)」と、16インチホイールを装備したベーシックモデルの「SHINE BlueHDi(シャイン・ブルー・エイチ・ディー・アイ)」の2種類が設定される。
クリーンディーゼル導入記念・特別仕様車
さらに、同モデルの導入を記念して、上質に仕立てられたインテリアの特別仕様車「BlueHDi Debut Edition(ブルー・エイチ・ディー・アイ・デビュー・エディション)」も用意。ツートーンカラーに軽やかな模様が施されたシートや、グレーのテップレザーが採用されたダッシュボードなど、近年のシトロエンを象徴する、世代を超えて楽しめる特徴的な内装になると云う。
[希望小売価格] (税込)
<モデル名、パワートレイン、価格>
– C3 AIRCROSS SUV BlueHDi Debut Edition、ディーゼルエンジン(BlueHDi)
1.5L 120ps/300Nm 6AT、3,615,000円
– C3 AIRCROSS SUV SHINE PACK BlueHDi、ディーゼルエンジン(BlueHDi)
1.5L 120ps/300Nm 6AT、3,554,000円
– C3 AIRCROSS SUV SHINE BlueHDi、ディーゼルエンジン(BlueHDi)
1.5L 120ps/300Nm 6AT、3,292,000円
<ボディカラー(全5色)>
※「C3 AIRCROSS SUV BlueHDi Debut Edition」は、ブランバンキーズ、カーキグレーの2色。
※諸元・装備については、公式サイト<https://web.citroen.jp/new-c3-aircross/>を参照。
※写真は欧州仕様車。
■(シトロエン)New citroën c3 aircross suv:https://web.citroen.jp/new-c3-aircross/