
GM傘下のシボレーブランドは米国時間の3月22日、9年間に亘ってマーケットに提供。通算数十万台を販売したとされる6世代シボレー カマロの生産を、2024年モデルで終了すると発表した。
なお最後のカマロは、2024年1月にミシガン州ランシング・グランドリバーの組立工場で製造・出荷されるという。
ちなみに現行の6代目カマロは、クーペとソフトトップのコンバーチブルの2モデルがあり、カマロSSにマグネティックライドコントロールを搭載した他、初めて全グレードにサーキット指向の1LEパッケージを導入した。
特にZL1 1LEモデルは、最高出力650hpのサーキット走行対応車で、GMのミシガン州ミルフォード・プルービング・グラウンド・ロードコースでカマロ史上最速のタイムを記録している。
シボレーブランドを担うスコット・ベルVP(バイスプレジデント)は「私たちは今、現行カマロに別れを告げるにあたり、お客様、組み立てラインの従業員、そしてレースファンの皆様へ、言葉では言い表せないほど感謝しております。
なお直ぐに後継車を発表する訳ではありませんが、これがカマロの物語の終わりではありませんのでどうぞ安心してください」と話している。
まずは2024年型カマロのラインアップと、ZL1コレクターズ・エディション・パッケージの詳細が今夏の受注開始前に公開される予定だ。※カマロZL1 コレクターズ・エディションは北米のみの販売となる。