一方で、通商問題に加え、CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)時代の到来など、自動車産業は過去に経験をしたことのない激動の時代を迎えている。こうした中、グローバル間での競争力を維持するには人材育成や新技術創出が課題となり、開発投資などが膨らむ。
だが、国内市場が30万台縮小すると、約2兆円の生産額減少、9万人雇用喪失につながると訴えた。
国際比較すると、わが国の自動車ユーザーの税負担額は英国の2・4倍、ドイツの2・8倍、米国の約31倍になり、「世界でもっとも高い」と指摘。「自動車ユーザーのためにも、国際水準の負担へ」軽減を検討すべきだとの考えを示した。
また、自動車税減税はよく地方財源と対立されられるが、自動車減税は地方の人にとって「クルマが購入しやすくなる」行政の一つだと述べた。
10月初旬に開催する東京モーターフェス2018は、前回(2016年)と比べ参加メーカーが15社から26社へ、出展車両が160台から約267台へ、プログラム数も18から39へそれぞれ拡大。お台場の2カ所の特設会場やメガウェブなど会場面積でも2倍以上になる。豊田会長とマツコ・デラックスさんのスペシャルトークショーなど盛りだくさんの企画が用意されており、クルマとともに様々なイベントが楽しめそうだ。
東京モーターフェス公式URL https://tmfes.com
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