CBcloud (以下、CBクラウド)は7月24日、ドライバー支援プログラムの一環として、中古軽貨物車買い取りサービス「クロッキー」を、同日より開始すると発表した。
クロッキーでは、買取した車両を共同使用することを前提に貸出しするため、一般市場価格よりも高値な買取価格が提示できると想定。また、同社では既に古物商の許認可も取得済みであることから、今後は中古車販売事業も準備中であると云う。
なお、サービスの名称は、貨物軽自動車運送事業で使用される車両に取り付けられる〝黒地〟に〝黄色字〟のナンバープレートであることと、同社の松本代表の義父が運営していた貨物自動車販売会社のサービス名が「クロッキー」であったことに由来していると云う。
<中古車買取りサービス概要>
– 対象エリア:全国(ピックゴー登録ドライバー以外も対象)
– 買取りの流れ:
車両買い取り後、陸送会社による運搬後、CBクラウドにて車両を保管する。
– 買取り後の活用方法:
・〝ピックゴー黒ナンバー車共同使用プログラム 〟で貸出(サービス開始済み)。
・中古車販売(※準備中。近日リリース予定)。
買取車をドライバー支援に活用
CBクラウドが同社の登録ドライバーを対象に昨年11月に実施したアンケートでは、〝軽貨物ドライバーは、2012年前後の年式かつ50~60万円(中古車)の価格帯、10年以上の型落ち車両を運送に使用している傾向にある〟ことが判明。
この結果を受けて、同社では、ドライバーにより良品廉価な車両を提供し安全に運行できる環境を整備すべく、今回のサービスを開発。
同事業では、単に車両を買取するだけでなく、買取後に「ピックゴー黒ナンバー車の共同使用」プログラムや中古車販売といった複数の活用方法を用意しているため、一般の市場価格と比較してより魅力的な買取価格の提示ができるほか、現役のドライバーのみならず、これまで軽貨物事業に携わってきて廃業するドライバーにも還元できるビジネスモデルを実現していると云う。