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2024年11月1日【新型車】

BYD、日本市場参入1周年記念限定車を発売

坂上 賢治

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BYD Auto Japan(BAJ)は11月1日、BYD DOLPHINの国内導入1周年記念としてBYD初となる記念限定車と特別仕様車の発売を開始した。

 

今回BAJが新たに導入したのは、記念限定車の「BYD DOLPHIN Baseline」と特別仕様車の「BYD DOLPHIN Limited」「BYD DOLPHIN Long Range Limited」の3モデル。

 

特に記念限定車のBYD DOLPHIN Baselineは、国内で輸入登録されている乗用の電気自動車(BEV)としては初めて(自社調べ・2024年10月31日時点)300万円を切る価格に設定した。

 

 

記念限定車のBYD DOLPHIN Baselineを東京都で購入した場合には、CEV補助金(35万円)、東京都の自治体補助金(45万円)、エコカー減税などの税制優遇を含め総額で約85万円の補助金が受けられる。これにより、実質購入価格は約215万円前後となり、日本のBEVのメインストリームである軽EVとほぼ同じ価格帯で提供する。

 

BYDによるとDOLPHINは、BYDが日本市場に導入した2車種目のBEVとして2023年9月から販売。コンパクトなボディサイズで400kmを超える一充電走行距離、万が一の際でも熱暴走は難いBYD独自のリン酸鉄リチウムイオン電池(ブレードバッテリー)などで人気を集めている(2024年10月末時点の累計販売台数は約1000台)と謳っている。

 

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記念限定車BYD DOLPHIN Baselineの概要は以下の通り

 

<記念限定車BYD DOLPHIN Baseline>
ベースモデルのBYD DOLPHINの標準装備の見直しにより、充電ケーブル、NFCカードキー、フロアマット、三角表示板 をオプション装備品にし、100台限定でお求めやすい価格を実現した。
メーカー希望小売り価格:2,992,000円(税込)
販売台数:100台
ボディカラー(全3色)
 サンドホワイト
 アーバングレー
 コーラルピンク
購入条件:購入後複数回の利用実態アンケート、レポートに協力できること

 

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BYD DOLPHINの特別仕様車は以下の通り 

 

<特別仕様車 BYD DOLPHIN Limited>
BYD DOLPHINをベースにしたBYD DOLPHIN Limitedは、ボンネットとリアフードに特別デザインのホワイト・グレーのストライプのラッピングを装着。レーシーでダイナミックな印象を与え、BYD DOLPHINの新たな魅力を引き出した。
メーカー希望小売り価格:3,630,000円(税込)
*上記モデルは受注生産となり台数上限はない。受注期間は12月末日まで。
特別装備内容
 特別デザインラッピング (ボンネット・リアフードストライプ)
 ETC、ドライブレコーダー
 ボディカラー(全2色)
 サンドホワイト
 アーバングレー

 

 

<特別仕様車 BYD DOLPHIN Long Range Limited>
BYD DOLPHIN Long RangeをベースにしたDOLPHIN Long Range Limitedも同様に、ボディーの各部にアクセントとなるラッピングを施した。BYD DOLPHIN Long Rangeのツートーンカラーが視覚的なインパクトを与え存在感をアピールする。
メーカー希望小売り価格:4,070,000円(税込)
*上記モデルは受注生産となり台数上限はない。受注期間は12月末日まで。
特別装備内容
 特別デザインラッピング(アクセントライン、ドアミラー)
 ETC、ドライブレコーダー
 ボディカラー(全3色)
 サーフブルー × アーバングレー
 アトランティスグレー × ブラック
 スキーホワイト × アーバングレー

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。