ビーワイディージャパン(以下「BYDジャパン」)は1月19日、大阪府大阪市内に新たな事業所を開設すると発表した。
昨今においては、日本政府が掲げる「2050年カーボンニュートラルの実現」に向けて、さまざまな車の電動化が全国で加速度的に進んでいくと考えられる。例えば、ディーゼルバス比で最大4割程度のCO2排出削減効果のある電気バスは、カーボンニュートラル社会の実現に寄与するものとして注目が高まっている。また、電気バスは環境にやさしいだけではなく、低騒音かつ低振動の走行によってドライバーや乗客、地域住民にもやさしい仕様であることが特徴。加えて、災害時には電源供給ステーションとして活用できるほか、被災地に移動して冷暖房完備の避難所としても活用することができる。
BYDは、50超の国と地域で約7万台の電気バスを納入しており、世界中の公共交通の電動化を推進している。BYDの日本法人であるBYDジャパンは、2015年に中国自動車メーカーとして初めて日本に電気バスを納入して以降、計59台の電気バスを納入しており、国内電気バスのシェアは約7割を占めている。
BYDジャパンはこれまで、横浜本社のほか群馬県と京都府に拠点を構え、電気バスや電動フォークリフトなどのBYD製品の販売やアフターサービスを提供してきた。しかし、昨今の電動化への社会的気運の高まりに伴い、全国から寄せられるBYD製品に関する問い合わせ件数は増加しており、サービス体制を充実化させることが求められていた。
そこで、BYDジャパンは西日本におけるサービス体制を強化し、地域のニーズに応えるべく、BYDジャパン4つ目の拠点として新たに大阪事業所を開設することとした。
今後もBYDジャパンは、環境と人にやさしく、安心して導入できる製品・サービスの提供を通じて、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していくとしている。
■拠点情報
拠点名:ビーワイディージャパン株式会社 大阪事業所
住所:〒532-0003大阪府大阪市淀川区宮原4丁目2番地10 PMO EX新大阪8F
電話番号/FAX番号:06-6151-2066/06-6151-2065
アクセス:Osaka Metro御堂筋線「新大阪」駅徒歩5分/JR「新大阪」駅 徒歩7分
稼働開始日:2022年1月24日(月)