中国・比亜迪(BYD)の日本法人であるビーワイディージャパン(以下、BYDジャパン)は3月14日、岐阜県美濃加茂市に、量産型小型電気バス「J6」1台を納入したと発表した。
J6は、BYDが日本市場向けに開発した、約200kmの航続距離(乗車率65%、エアコン不使用時/105.6kWh)や乗り降りしやすいノンステップ仕様が特長の小型電気バス。
2020年7月の販売開始以降、地域のコミュニティバスや、テーマパーク内を走行するパークバスとして日本各地で導入されており、また災害時には非常用電源や移動型避難所としての活用もできるため、事業者や自治体におけるBCP(※)対策としても検討・導入が進められていると云う。
なお、今回納入された電気バスは、美濃加茂市内や周辺地域を巡るコミュニティバス「あい愛バス」として、既に活用(3月7日より運行)されているとのこと。
※BCP対策:緊急事態時に事業継続するための計画。
[小型電気バスJ6の仕様]
– 車両名称:J6(読み:ジェイシックス)
– 車長×車幅×車高:6,990mm×2,080mm×3,060mm
– 充電方式:CHAdeMO対応
– バッテリー容量:105.6kWh
– 乗車定員:
都市型Ⅰ:31人
都市型Ⅱ:29人
郊外型:25人
BYDジャパンは、今後も、環境に優しく、安全性の高い電気バスを提供することで、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していくとしている。
■あい愛バス:http://aiai-bus.com/
■(BYDジャパン)小型電気バスJ6:https://bydjapan.co.jp/products/j6/