BYD FORKLIFT JAPANは1月5日、金港青果に、1.6トン積載電動カウンターフォークリフト「ECB16S」1台を納入したと発表した。
同社は、日本においてBYD製電動フォークリフトの販売・整備などを行なっている。自社開発・製造のリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載したBYD製電動フォークリフトは、マイナス25℃の環境下でも放電率は75%と高く、冷蔵・冷凍倉庫内でも安定した稼働を実現。約3時間の充電で10時間以上稼働する。
なお、日本国内の卸売市場および横浜市内の事業者にBYD製電動フォークリフトを納入するのは、今回が初めて。
金港青果は、大消費地である神奈川県の食を支える横浜市中央卸売市場において、全国各地、さらに海外から日々、野菜や果実および漬物・加工品を集荷し、場内の仲卸や売買参加者に卸売を行う企業。同社は近年、ECサイト運営やSNSによる情報発信を推進するなど青果物卸売業の変革にも力を入れている。
■納入車両「ECB16S」について
製品名:ECB16S
定格荷重:1.6トン
車両重量(電池含む):3,100kg
最小旋回半径:1,570mm
電池:リン酸鉄リチウムイオン電池
電池電圧:80V
電池容量:270Ah