駐車場シェアリングサービス『特P(とくぴー)』を運営するアースカーは8月2日、中部電力ミライズコネクトとの業務提携の締結を発表した。これにより中部電力ミライズコネクトは、アースカーとの連携を深め。その新規事業として中部地域の顧客に向けた遊休駐車場の貸出サービスを2021年8月2日より特Pの事業ブランドで開始する。
この駐車場シェアリングサービス特Pは、個人宅や店舗、オフィス、月極駐車場等の遊休駐車スペースを初期費用・運営費用ゼロで貸し出しできるシェアリングサービスで、これまでも地域のニーズに合わせ「1日貸し」「時間貸し」「サブスク(長期の月極)」「マンスリー(1ヶ月単位の短期月極)」の4パターンの貸出を展開。その駐車場の利用のスタイルに応じて、遊休駐車場などのオーナーは収入を得ることができるという仕組みだ。
一方、中部電力ミライズコネクトは、中部電力ミライズ株式会社と三菱商事株式会社が2021年4月に設立した会社で、「生涯にわたってお客さまに寄り添う」をコンセプトに、くらし全般のサービス提供を目指している。
今回は先のアースカーとの提携によって、中部電力ミライズコネクトは地域の顧客に遊休駐車場の収益化を提案。特Pを通じた駐車場貸出や集客を行い、ユーザー対応はアースカーがサポートするという役割分担に特化していく。
また、中部電力ミライズが運営するビジネス向けWEBサービス「ビジエネ」と、家庭向けWEBサービス「カテエネ」を通じ、昨今の新型コロナウイルスの影響で、疲弊した地域経済が打撃を受ける中に於いても駐車場などを筆頭に資産の活用手段を提案していく。
これにより中部電力ミライズコネクトは、地域於けるビジネスやコミュニティの「つながり」から収益を獲得していくためのソリューションを創造。中部地域の活性化と発展に貢献していくとしている。